あらすじ
仕事、人間関係、育児、恋愛……人生の鍵は「自己肯定感」が握っている!「自己肯定感とは何か?それは、自分を支える根源的な心の力のことです。そして、この力は、誰でも、いつからでも、何歳であっても高めることができます。これは精神科医として、また禅僧として、さまざまな心の問題と向き合ってきた経験から得た確信です」(著者)序章◎努力より、環境より、才能より大事なもの1章◎自己肯定感の高い人、低い人の差はここに出る2章◎もっと“マインドフル”な人間関係をつくる3章◎「怒り」をどうコントロールするか4章◎だから、この人は仕事がうまくいく5章◎自己肯定感を高める、10のワークもっと明るく、楽しく、そして自分らしく生きるためのヒント
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Posted by ブクログ
親からDVを受けて育った同い年の知り合いが、疎遠の親に感謝を伝えに言ったという話をしていた時に、親を許せるようになったきっかけとして自己肯定感が高まったという話があったので、本書を読んでみた。
人による自己肯定感の違いは、結果をどのように受け入れるかだと学んだ。コップに水が半分入っているとして、まだ半分と感じるか、もう半分しかないという感じるかで出来事に対する心の捉え方に違いがあると分かった。DVやいじめを受けた経験がある人は自己肯定感が低い傾向にあるらしい。
肯定感に似ている表現として、優越感や万能感があるが、他人と比較して優れていることを感じているので、環境が変わってより優れた人に会うと劣等感を感じてしまう。誰かに影響されるものでは無く、自分自身を肯定することで、他人に影響されない自分の心を持つことが自己肯定感だと思った。
禅の考え方が随所に書かれていたので、興味を持った。ありのままの自分を受け入れ、これで十分ありがたいという気持ちを大切にしていきたい。
周りにも良い影響が与えられるような肯定感のある人になりたいと思った。