あらすじ
僕以外を考えられなくさせるから
婚約破棄されたはずが一転して公爵の恋人に!?
夜会の折、公爵カークラントが何者かと交わしていた秘密の話を聞いてしまったリズリー。それをカークラントに気づかれ、監視のため偽りの婚約者となるよう迫られる。やむなく承諾したが、誠実で優しい彼に仮初めの婚約と知りつつ惹かれ始める。「敏感だね。こんなに感じて」カークラントも偽りとは思えない熱情でリズリーに悦楽を与えてきて!?
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ヒーロー、ヒロイン共に言葉が足りない故にすれ違う感じのお話。で、結婚を望まないでと最初にヒーローが言って、約束したことをきちんと守ろうとしているヒロインの心情を思うと辛くて胸が締め付けられる気持ちになります…。ヒロインの将来に対する展望は、正しく、その時点での情報では、そうなるのが妥当よね。。と思えるものだし、とても健気でいじらしいのだけど、あまりの未来に苦しくなってしまうというか。
ヒーローはヒロインへの気遣いというか、きちんとお話をするという点をもう少し頑張って欲しかったな。
とは思うものの、とても面白く読みました。