【感想・ネタバレ】政策至上主義(新潮新書)のレビュー

あらすじ

「政治家の仕事は、勇気と真心をもって真実を語ることだ」――この言葉を座右の銘としてきた著者は、国会議員ができることは突き詰めて言えば一つだという。課題解決のプラン、すなわち政策を考え、実行していくことしかない、と。自立精神旺盛で、かつ持続的な発展を遂げられる国をつくる政策とは何か。政治家はどう国民と向き合い、それを語るべきなのか。ひたすら政策を磨き続けてきた政治家からの熱きメッセージ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

前々から石破さんは「政策に対する説明が丁寧だ」という印象を持っていた。
本書はそれを裏付ける内容であり、石破さんの誠実さ・謙虚さ・正直さ・信念を知ることができる。

「なぜこの政策は○○なのか」「なぜ○○をするのか」この”なぜ”を丁寧に説明してくれる政治家がどれだけいるかは不明だが、石破さんは間違いなく”なぜ”について真摯に丁寧に説明してくれる政治家だ。

0
2021年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「丁寧に説明を」
という言葉が、何度出てきたことか。

「誠実」
という文字も、何回繰り返されたことか。

石破さんのお人柄が良く伝わって来ました。
閣外に出て以後、マスコミで取り上げられることが減った石破氏ですが、おそらくじっくりと根を張っていらっしゃるのでしょう。

地方票の人気がある理由がよく分かります。
目前に迫っている自民党総裁選、ちょっと楽しみです。

政治とは少し離れますが、
本書で紹介されている、田中派の選挙事務所での仕事を紹介したくだりは、今自分が抱えている、ちょっと背伸びする必要がある難しい仕事をやり遂げるために、エールを送ってもらった気がしました。

0
2018年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・国会議員がすべきことは一つ。国を導くビジョンを提示し、ビジョンに従い、国政上の個別の課題解決のためのプラン、すなわち、現実的で実行性のある政策を練り上げ、実行していくこと。
・政治家の仕事は、勇気と真心をもって真実を語ること。
・いい加減なヤツが100人いても世の中は変わらない。だが、政策を知っていて、選挙も強い確信犯的な議員が20人もいたら世の中は変わる。
・論戦の技術。①してもしなくてもよい無意味な質問はしない。②言論の闘いの場においてはなるべくパネルを使わない。③あー、えー、などと言わない。④と思います、は禁句。断定的に自己の見解を述べる。⑤論戦は読書との闘い。大量の本を読まないと、相手に論破される。

0
2018年08月27日

「社会・政治」ランキング