あらすじ
元CNNの辣腕ジャーナリストが世界各国の諜報戦の裏を描く、究極のスパイゲーム!全米ベストセラー1位。
作戦の標的はフランス人実業家の愛人で、元モデルのオリヴィア。ガブリエルは彼女に接近すべく南仏の社交界を舞台に大胆不敵なスパイゲームを仕掛け、テロリストがモロッコに潜伏していることを掴む。そんななか、モロッコの密輸船から化学兵器物質が見つかり、新たな攻撃の予感に各国が戦慄する。カサブランカ、サハラ砂漠……知略躍る攻防の果て、灼熱の地で惨劇の連鎖は食い止められるのか!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本作も変わらず素晴らしい
日本人作家からは絶対に味わえない壮大なスケールのスパイ小説。息を呑む展開が続きページを捲る手が止まらなくあっという間に読み終わった。
完全にフィクションと言えない複雑な情勢を背景にしてるところも考えさせられるものがある
Posted by ブクログ
前作と一続きと考えてよい物語。やっと追い詰めた最終ターゲットを仕留め、もっとカタルシスを感じるかといったらそうでもなく、爽快感もない、湿度の高い作品。