【感想・ネタバレ】結婚するかもしれない男のレビュー

藤谷陽子

「…こいつが 一生一緒に生きるかもしれない男――」
もうすぐ30歳になる荻津涼介は、ある日、友人のキリトが企画したゲイ婚活パーティーに参加することに。ちゃんとゲイで、一生連れ添える相手を望んでいる涼介がそこで出会ったのは、長い前髪の間から覗く綺麗な目で、まっすぐ自分を見つめてくる男・刈谷俊だった…。ぎこちなく、ゆっくりとした速度だけれど、段々距離を縮めていく二人。こんな風に2人で生きていくんだろうか、そう思い始めた涼介だったが、俊には秘密があって――!?
どこかに寂しさを抱えた男達が、お互いに『かけがえのない人』になっていくまでを描く、センシティブラブストーリー。

[リエ · ★★★★☆]

綺麗にまとまり過ぎてるかなぁー

出会いが婚活っていうのは斬新。BLでよくありがちなのは一夜限りワンナイトラブだから、将来家族の事をって目的なのは、いっそ潔い。綺麗でサラサラとした流れですすんでいたので、少し拍子抜けしたのは事実。デレやらヤキモチやらをもっと出して欲しかったかな。

[ブクログ · ★★★★☆]

婚活で出会ってるから、もどかしいすれ違い的なのはなく（あ、いやあったか。でもすぐまとまったし）面白かった。
しかし涼介のあれはスーツではないしネクタイはしっかり締めろと言いたい。
涼介が公務員になった理由がすごくいいな、賢いって大事だなと思った。あと最終話、涼介が「お前のもんにしてもいいんだよ」って言ったのすごく良かった。

[nishiki · ★★★★☆]

良かったけど…

良いことより悪いことのほうが記憶に残る質なので、★を一つ減らした理由を書いておきます。
表紙になっているメインのCPの他にふたりを引き合わせた婚活パーティーの主催者である青年とその旦那が登場するのですが、受け役の主催者が端的に言って嫌いなタイプだったので途中かなり萎えました。ストーリー上他のCPが出てくるのは仕方ないんですが、個人的な好みにあまりに合わなかった挙句若干のエロ描写があって正直すごくきつかったです。
ちなみにその受けは明るい髪色のセミロングでアホ系ヤンキーみたいな印象でした。

個人的な好みに合わなかっただけなので評価落として申し訳ないとは思うんですが、まあ感想なんで。すみません。
メインのCPのお話やキャラクターはすごく好きでした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ゲイ婚カツで出会うお話
ノンケ×ゲイ
珍しい
いきなり燃え上がるのではなく戸惑いながらも徐々に惹かれていく様子がよかった。
えちシーンは控えめ。