あらすじ
【電子限定版】描き下ろしイラスト収録。●尚人(なおと)の復学初日、話題騒然のモデルの同伴で、学校は大パニック!? 連続暴行事件の被害者は、人気モデルの弟だった──!! マスコミは一斉に飛びつき、取材は過熱!! 業を煮やした雅紀(まさき)は、報道陣の鎮静化を求めて、記者会見を開く。けれど、尚人を守ろうとする毅然とした態度が、かえって興味と好奇心を煽ることに──。そして、雅紀の心配をよそに、退院した尚人が無事復学!! 一見日常が戻ってきたけれど、事件の後遺症は、尚人の心を蝕んでいて…!?
...続きを読む
血のつながった兄と弟の禁断の関係を描いた、闇の腐女子垂涎の一冊！ 不倫をした父親の蒸発、それが原因で精神を病む母、自分の部屋に引きこもる末の弟――不幸の連鎖が止まらない中で、どうにか「家族」を維持しようとする次男の尚人ですが、長兄・雅紀と母親の情事の声を聞いてしまい……という、絶句するしかない闇展開。物語に救いがなければないほど興奮する性癖の方なら、「読まない」という選択肢はまずありえません。
序盤で描かれる「誰もが羨む幸せ家族」だった頃とのギャップがまた良いんですよね。ほら、どんなものでも、高いところから落としたほうが、派手に気持ちよく壊れますから（暗黒微笑）。
そんな篠宮家の中で一番美しくて誰よりも汚れている、最も家族を思っていたがゆえに壊れざるを得なかった男、雅紀の魅力はまさに悪魔的……！ 円陣闇丸先生の美麗タッチが雅紀の美しさと恐ろしさを完璧に表現してくれています。そして、美しき悪魔の手が、どこまでも清らかな弟に伸びるインモラルでスリリングな展開。心が痛いのにページを捲る手が止まりません。どんな目にあっても汚れない、尚人の清廉さすら恐ろしく感じられてきます。
本作は、2001年から続く、人気BL小説『二重螺旋』シリーズ（徳間書店Chara）のコミカライズ。原作のほうはすでに13巻まで出ているので、物語の行く末が気になる方はこちらを読み始めてみてもいいかもしれません。小説版のイラストも円陣闇丸先生が担当で眼福です！
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
やっと
やっと好きって言いましたね
遅すぎる〜、でももっと前に言ってても兄弟でしかない気がするので、今のタイミングで良かったのかな？
お父さん登場です！
クズすぎて笑えます
次の巻で制裁かな？
楽しみです
待ってました４巻！
裕太が部屋から出るようになったり、ぶっきらぼうだけどナオと話すようになって、なんか可愛いです。
裕太と雅紀の間に確執はあるけど、少しずつ前進してる気がしました。
そんな時、まさかのお父さんの登場。ビックリです。
裕太ひとりで頑張ったなぁ。
気になったのは、愛人の娘が事件について知らない事。
元はと言えばお前のせいだぞー！
ナオの精神状態も心配ですね。
最後に‥‥桜坂やっぱいい奴♡
円陣先生の麗しい兄の雅紀が迫力あってドキドキしました。弟の裕太も尚人が好きみたいなのと友人も尚人に惹かれてる感じで今後どうなるのかワクワクします。尚人は雅紀が大好きですけど。
匿名
まーちゃんとナオくん、そしてゆうたの三人の関係性が少しずつ良くなってきているのが嬉しい反面、まわりがクソすぎる…(口悪くてすみません)
クソ親父とその不倫相手家族、マスコミ、噂をばら撒く近所の住民や学校関係者…全部なぎ倒したいです
桜坂くんと他ふたりのナオくんの友達だけがオアシスですよ…
とはいえ、原作小説も読んでる好きな作品なので、こうして新しい巻が漫画で読めて幸せです！まーちゃんとナオくんがほんと美しい…！
続刊も楽しみにしています
匿名
すっごい読みごたえがあります。中身が充実しまくりで、映画見てる様です｡雅紀の心情が細かに書かれてます。末の弟にナオへの気持ちを打ち明けたところは凄み？感じました。親父のクズっぷりには怒りしかない。桜坂がナオとどう絡んで行くのか期待｡
良かった
待ってました！小説は読んでいないので先はわかりませんがダーク感が強めで面白いです。近親相姦系は好みではないのにこちらの作品は何故だか好きです。次巻までまた期間がありそうだけど気長に待ちます。
