あらすじ
星を見ることが好きなあまり、昼寝癖のある大納言家の姫君・小夜。
すると宿曜師・信明の提案で、病弱な彼の息子と入れ替わり、女人禁制の陰陽寮へ入寮することに!
「男」と偽るも、星が学べることを喜ぶ小夜だったが、ついお使い途中に寝てしまい……物の怪憑きと噂される第一皇子に拾われてしまう!
しかも専属の宿曜師になれと迫られて――!?
【電子限定! 書き下ろし短編2本立て「まずは妃を」「恋文」を収録!】
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Posted by ブクログ
生まれた時から凶相と言われ、皆から避けられ表舞台に出られなかった皇子と、星を観ることが大好きな大納言家の四の姫の物語です。
幼い時に宿曜師の信明に連れられ、皇子の星 (運勢)を見た四の姫小夜。皇子に希望を持たせ、以降皇子にとって忘れられない姫になります。
病弱な信明の息子の代わりに男装して宿曜を学ぶ小夜。皇子と再会するも名乗れません。しかし皇子は小夜だと気付き ――。
皇子を鈍感だと思っている小夜が鈍感でなかなか皇子の気持ちに気付きません。
陰謀により貶められていた皇子が本来の地位東宮になり、良かったのですが、逆に小夜との仲は難しくなってしまうのではないかと思いました。
今のところ続編は無さそうなのでこの続きは想像で楽しむことにします(笑)。
Posted by ブクログ
とてもかわいいお話だった。なんとまぁ鈍感なふたり。でも、それもお互いを大事に思うからこそ。
彼女の見ているだろうキラキラ瞬く星のようにキラキラかわいい。この先、ふたりがどんなふうに近づいていくのか、そしてどんな困難を彼の星と彼女の読みで乗り越えていくのか、見守っていきたい。
Posted by ブクログ
物語全体のトリックは面白かった。ただ恋愛パートがあからさますぎてちゃちい……
デビュー作でもぼんやり感じてたけど、BLに対する感覚が20年前の少女漫画かな?という感じの古臭さなのもつらい。平安ものだから現世の感覚とちがうという問題ではなく。
Posted by ブクログ
星が大好きな姫君の小夜は、なんやかんやで宿躍師・賀茂信明の病弱の息子の代わりに男として陰陽寮に入寮することになる。そして、ひょんなことから凶運の第1皇子千尋の宿躍師となる。目の中に星座を読み取るというユニークな方法がなかなか美しい。小夜は太陽の登る位置と暦のずれを発見したことから、重大な真相に気づくのだ。
平安時代の夜空はさぞかし星がたくさん見えたことだろうな。小夜と第1皇子の仲の先行きが気になるところだが、これで話はお終いらしい。