【感想・ネタバレ】高速潜水艦 呂二百のレビュー

あらすじ

マリアナ沖の桶狭間!

昭和十八年五月、着々と足場を固め急速に拡大を続ける米海軍と先細りの日本海軍。どう考えても明らかな結末を変える為、小池中佐は一計を案じた。弱小日本に必要なのは桶狭間の大逆転勝利だ。
一年後、満を持してマリアナ諸島に押し寄せた米攻略部隊と圧倒的な力を誇示する大機動部隊。
わずか一年で作り上げた高速潜水艦部隊は日本を勝利に導くことが出来るのか?

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よく調べられましたね

実は間違えて(伊号二百の戦記かと)買ったのですが、まあ面白かったです。とはいえ、気になるのが数点。酸素魚雷の機関は、一度発動したら止められないのです。自在にオンオフや速度制御ができません。魚雷の「整備」を行うのは「整備兵」ではなく「水兵」の水雷学校修了者です。ラスト、実の話、ドイツのヴァルターエンジンは酸素を作る液体を使うのですが、これは酸素そのものを持っていってるので、航続力、潜航までの時間、水中での姿勢(トリム)調整が困難です。実用性は低いですね。

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2019年07月28日

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