【感想・ネタバレ】福井モデル 未来は地方から始まるのレビュー

あらすじ

地方再生の知恵は、「逆境続き」の北陸にあった
共働き率と出生率で全国平均を上回る北陸三県。幸福度も世帯収入も高い。北陸ならではの協働システムや教育を取材した画期的ルポ。

世界が注目!富山市のコンパクトシティ
・道路整備率1位がアダに
・孫とおでかけ支援事業の狙い
・おでかけ定期券で健康になる
・世界中から行政視察が
・「三十年後の市民の声を聴け」

福井の幸福度はなぜ高い?
・「日本一」「世界一」の企業多数
・「一向一揆で負けたから」
・若者が作る「鯖江モデル」
・女性も羽ばたく協働精神
・教育は投資
・教師を変えることから始める 他

解説・佐々木俊尚

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
プロローグ  二十年前のベストシティはその後どうなったのか?
第1章   「過去」未来は過去の中にある
第2章   「現在」世界を唸らせた富山市の挑戦
第3章   「未来」新しい仕事を創り続ける福井モデル
最終章   すべての答えは、学校の授業にあった!
まとめ

<内容>
北陸三県(富山・石川・福井)は、幸福度ランキングや持ち家ランキング、社長数ランキングなどでトップ10に必ず入る県である。その理由は?初版は2015年。文庫版のあとがきに書いてあるが、それから3年たって文庫版にした際に、データを見直したが、あまり変化はないそうだ。
最終章にあるように、北陸3県の活躍は、すべて学校にあるらしい。しかし、一朝一夕で他の県は真似できない。それは、「自発」であり、子供は小学校からずっと自分で日記や反省などを「書きまくる」。自分で気づき、自分で改善していく。もう「アクティブラーニング」を昔からやっていたのだ。さらには「地域性」。これは本当にマネできないだろう。しかしヒントはあるのではないか?日本の将来に…。本当の「ホスピタリティ」。どっかの政治家のうわごとでなく、真摯な力が…。

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2018年09月24日

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