あらすじ
難関中高受験指導で実績がある著者が、
両親に向け、試験対応、PDCA、スケジュールの立て方などを指南します。
共働きでも合格できるって本当ですか?
中学受験は、やりようによっては親の負担がとても大きいです。
「共働きでは無理、子どもに中学受験・合格をさせたいなら仕事をあきらめなければ」
そんな話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これは間違いです。
実際、共働き、それも親御さんがかなり忙しく、
子どものとの時間をなかなか取れないご家庭であっても、
立派に合格を取った方はたくさんいらっしゃいます。
希望する中学校に確実に合格するコツは、
戦い方を知っているか否かだからです。
本文に入る前に知っておいてほしいことが2つあります。
一つは、ご自身の受験勉強は忘れていただくこと。
もう一つは、受験を意識したその瞬間から対策を始めること。
すこしでも中学受験をする可能性があるなら、
数年先を意識した勉強法に切り替えましょう。
親としてできることはできるだけやってあげたほうがいいとはいえ、
できないことまで無理してやる必要性はありません。
大切なのは、何のために受験させるのか、
将来どうなってほしいのか、しっかりとしたビジョンをイメージし、
わが子の人生にしっかり付き合っていく覚悟を決めること。
共働き家庭がこれだけ増えているのに、
共働き家庭の中学受験対策に特化した書籍、情報はなかなかありません。
本書が皆さんのお子さんが希望する中学校合格のお役にたつことができたら幸いです。
■目次
第1章 共働き家庭の中学受験は親の“覚悟”が大事
第2章 “親の役割”を理解し、全うすることから始まる
第3章 中学受験に親がやるべきこと、やってはいけないこと
第4章 共働きだからこその塾、家庭教師の選び方、付き合い方
第5章 試験に強い頭をつくるために親が子どもにしてあげられること
第6章 難関校合格を確実にする共働き家庭流 タイムスケジュールのつくり方
第7章 共働き家庭流 子どもに合った中学校の選び方、見極め方
■著者 西村則康
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中学受験までの流れが、3年生ぐらいから受験期までわかりやすくのっていた。
大学受験を考えた学校選びのこともわかり、また五年生くらいに改めて読み直したい内容。
時間をうまく活用するためには、長々とベタベタとやらなくても、大切なポイントを押さえてひさすら継続していけば目的へ近づけそう。
Posted by ブクログ
タイトルが我が家にぴったりなので購入したが、専業母家庭でも勿論役に立つ。
Q&A形式で色々な状況や疑問に対してのアドバイスが載っていて、最後の方は4、5年生の頃から6年~受験直前の時期にあわせた項目もあるので、一読で終わらずにいつも手に取れる棚に置いておいて必要に応じて逐次参照することになりそう。