あらすじ
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ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。ズボンをはいたらわかんないんだから。しばらくするとかわくんだから。でも、ぼくみたいにもれたろうでこまっている人、ほかにもいるんじゃないかな? 子どもの悩みがちょっぴり軽くなる!? ヨシタケシンスケのユーモア絵本。
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Posted by ブクログ
最後の1P、わかるよ~(笑)
本の概要
★シリーズ累計194万部突破!
ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。
おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。
でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。ズボンをはいたらわかんないんだから。しばらくするとかわくんだから。
でも、ぼくみたいにもれたろうでこまっている人、ほかにもいるんじゃないかな?
子どもの悩みがちょっぴり軽くなる!? ヨシタケシンスケのユーモア絵本。
著者について
ヨシタケシンスケ
1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』『もうぬげない』(以上、ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(以上、PHP研究所)、『あつかったらぬげばいい』(白泉社)で、MOE絵本屋さん大賞第1位、『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞を受賞。著書に、『このあとどうしちゃおう』『ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』(以上、ブロンズ新社)、『ふまんがあります』『わたしのわごむはわたさない』(以上、PHP研究所)、『つまんないつまんない』(白泉社)、『あるかしら書店』(ポプラ社)、『みえるとかみえないとか』(アリス館)などがある。2児の父。
Posted by ブクログ
この子がおしっこちょっぴりもらした事から始まるんだけど、その事によって、自分の仲間が居るかもと探しているうちに目には見えないけど、実は隠している事があるんじゃ無いなという事に気づいて、最後は身近のおじいちゃんもおしっこちょっぴりもれたろうという事に気づいて終わる。
この本を読んで、簡単なストーリーやけど、自分も体に手術の後が合って、それはもれたろうのおしっこみたいなもので、服を着れば見れないし、いつか仲間が見つかって話が合うし、いつしかその人ともお別れが来るかもしれない。
そしてまた、服で隠して、仲間を見つけて、別れての繰り返しなんだなと思った。
Posted by ブクログ
しみるわ〜
そとからみたら わかんないけど、
みんな それぞれ そのひとにしか
わかんない こまったことが あるんだな・・・
おなじことで こまってるひとって
なかなかいそうで いないもんだね
Posted by ブクログ
「なおしてもなおしてもくつしたがずれてきちゃって気もちわるい」とか、「うわぎをきたらしたぎのそでがクチャクチャに」とか、わかる〜!と思って読んでいたら、もれたろうの「そとからみたらわかんないけど、みんなそれぞれそのひとにしかわかんないこまったことがあるんだな…」というつぶやきにはっとした。
帰ってきてすぐトイレに行っちゃったり、ラストのおじいちゃんのオチも面白い。おじいちゃん、「もれたろう」って読んでる!?
Posted by ブクログ
コンプレックスと向き合う、というと、どうしてもそれを真正面から克服しようとする物語を想像してしまうけれど、たとえば、誰もがそれぞれ人に理解されない悩みを持っていることを知ったり、自分と同じ悩みを持つ人が身近にいることに気づいたりすることで、コンプレックスとともに生きていくこともできるんじゃないか、と提示するような絵本。