【感想・ネタバレ】「AI失業」前夜――これから5年、職場で起きることのレビュー

あらすじ

「AIに仕事を奪われて失業する? まだだいぶ先の話でしょ」これから20年ほどで人間の仕事の約半分が人工知能や機械に奪われるという予測があるが、今は警告を気にしない人が多数派だ。たしかに、本格的な「仕事消滅」が始まるのは2025年以降とも言われている。しかし、「人工知能が引き起こす労働環境の大変化はすでに始まっている。特にホワイトカラーは今後5年で残酷な変化に襲われることになる」と著者は予言する。いったい何が起きるのか? いま何をすべきなのか? 徹底予測&解説! 「今から5年、10年後の未来に起きるであろう出来事は、おそらく読者のあなたにとっても今から現実的に考えていかなければならない問題であるのは間違いないはずだ。今、2018年は来るべきAI失業の日の前夜である。まだ余裕があるうちに、そしてまだ自分の人生設計を変更できるうちに、このAI失業がもたらす未来を一緒に覗いてみることにしようではないか」(本書「はじめに」より抜粋)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

現場仕事がこれからはいい、というのは何となく私の感覚とも一致する。そして、大量調理の仕事、介護、清掃、倉庫の仕事より電気工事、測量技術、造園、配管、鉄筋、型枠、建築塗装の仕事のほうが同じ頭も体も動かし手先が必要な仕事の割には給料がいいのは確か。
2025年ごろの、スマートスピーカー、スマホ、そこに搭載されたアプリが十分に賢く、人工知能が提示してくれる情報に囲まれて暮らす日常。自分で気づき、判断し、決定するにあたって提供される情報はAIのアルゴリズムに従って提供されている、居心地はよい(「けれども」と著者は入れてる)、誰かに設計された通りの生活にどっぷりとつかっていく未来。竹宮恵子の「地球へ」をちょっと思い出した。
説得力があった。

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2018年07月20日

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