あらすじ
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絶滅した生き物たちが、自ら絶滅理由を語る!いちばん楽しい絶滅の本。・やさしすぎたステラーカイギュウ・隕石が落ちたティラノサウルス・アゴが重すぎたプラティペロドンああ、地球ってせちがらい受難のいきもの70種。
絶滅した生き物たちのイラスト図鑑です。イラストがわかりやすく大人でも楽しめる1冊です。
とても読み応えがあります。分けあって絶滅した生物は70種。こんなに多くの生き物たちがこの世から消えていっています。生き残っている方が少ないかもしれません。
オールカラー、生物は写真はないのでグロテスクさもなく、すべてイラストで可愛らしい絵です。
カテゴリ分けをされているので気になるところから見ていくと楽しめると思います。続きものでないので気軽にページをめくれるのが嬉しいところ。基本的には児童書ですが親子で読むのもかなりおすすめ!
人間も生物であり、いま生きてることが尊いと実感できる1冊です。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ステラーカイギュウが可愛い。
傷付いた仲間がいたら皆集まって助けようとする...なんて優しい...そしてそこを一網打尽にする人間の卑劣さよ。
ジャイアントモアに焼いた石を飲ませて殺す人間も卑劣極まりない。
とはいえジャイアントモアやメガテリウム、アースロプレウラ、メガネウラ、ティタノボアあたりのデカイ生き物、本能的に恐怖を感じる。
ひと休みの歌がなかなか好き。
しかばね☆ミルフィーユ、好きです
Posted by ブクログ
絶滅した様々な動物が、なぜ絶滅したのか、いつごろ地球上から姿を消したのかといったことが、1種あたり見開き2ページで紹介されている。中には冗談みたいなデザインだったりサイズだったりする生き物も多く、あぁ、そりゃこのデザインとこのサイズじゃ絶滅するわな、と妙に納得できるものも多い。
読者により親しんでもらうためか、絶滅理由の説明は主に「絶滅した動物自身が語る」という体裁を取っているが、数行程度の「きちんとした説明」も入っており、コンパクトながらそれなりにまとまった情報が網羅されている。絶滅した時代が年表で分かるのも、科学の本っぽさを演出するのに一役買っている。
こういう本を読むと、「難しいことを如何に簡単かつ面白く表現するか」というのが、テーマを一般化して多くの人に受け取ってもらいやすくするにあたって大事なんだな、ということに気付く。「イヌのぬれぎぬで絶滅」とか言われたら、どういうこと?って思ってついそのページを読んでしまう。