あらすじ
会社にダマされたくなければ、読んどけ!
社員の立場は、実は会社より強い!
日本の会社は、けっこう無知でおバカ。
社長があなたに知られたくない「“会社”と“社員”のホントの力関係」「会社の横暴を撃退する方法」、専門家がぜんぶ教えます。
・「給与計算」をまちがえている会社は多い
・従業員を「クビ」にするのは、実はこんなに難しい
・「寿退社」の暗黙の強要は法律違反
・「オレに辞表をあずけてくれ」はもちろん無効
・「労基署」にチクる際、あると有利になるものとは?
・もしも心身を病んだら? 知らない会社が多すぎる「厚労省の職場復帰助成金」
パワハラ、セクハラ、サービス残業、解雇、忖度、控除、過労、介護離職……。
職場の「なんかヘンだな…」「こんなときどうすれば?」が、これ1冊でスッキリ解決します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
実用書として素晴らしい。単に私が会社法について理解不足だったという事もあるが、学びの多い読書。クイズ形式で考えさせながら、解説。メモる事もたくさんあった。
労働基準監督署だけではなく、労働相談センター、総務省の行政評価事務所への連絡も有効。
労基法上、自己の勤務に自由裁量の権限を認められるのが管理職。
辞表は本心でなければ無効。退職届は受理された時点で退職となるめ、内容証明郵便で会社に送る手段もある。
労基署は、セクハラやパワハラは管轄外。労働基準法や労働安全衛生法がカバー範囲。
育児・介護休業法では、転勤配慮義務が定められており、転勤を拒否する理由として認められやすくなっている。
自己都合退職は不利なので拒絶した上で解雇理由証明書を貰っておくべき。試用期間でも14日超えたら通常の労働契約と同じで、正当な理由なく、不採用は不可。