【感想・ネタバレ】羽生善治竜王と藤井聡太六段 普通の子供が天才になる11の「思考ルール」のレビュー

あらすじ

将棋界の2大“天才スター”である、羽生善治竜王×藤井聡太六段は、なぜ生まれたのか? 永世7冠を達成した羽生竜王自らがロングインタビューに答え、「普通の子供が天才になる独自思考法」や「AI時代に勝つ脳の作り方」が明かされる。また、渡辺明棋王、谷川浩司九段ら9人がインタビューに答え、「子供時代の独自教育法」、「勝つための独自哲学」「天才将棋士・藤井六段がなぜ作られたのか」などが語られる。“普通の子供を天才に育てたい”親必見の一冊となっている。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!一気に読んでしまった。
将棋のことはよく知らないけれども、この世界のことは3月のライオンを読んで気になっていたので読んでみました。
マンガ脳なので、ライオンのキャラクターたちの顔を思い浮かべながら読んでました。
羽生さんの直感とゾーンについてのお話は興味深かった。ライオンでも、盤に潜っていく感覚という描写があったなあと。
勉強の仕方も対局や将棋に臨む姿勢なども人それぞれだなと思いましたが、ほとんどみんな子供の頃、小学生になるかならないかくらいで将棋に出会い、のめりこんでいってプロを目指していったようです。
好きなものを人生の早い段階で見つけられたというのは、すごく幸運だと思います。才能や、家族のサポートも大きかったと思います。どの方の両親も反対はせずに、協力してくれていたようでした。
覚えることよりも、忘れることの重要性を語っていたのが新鮮でした。ひらめきがおきづらくなるんだとか。
あとは、気持ちの切り替えが大事というのも共通していたように思います。スポーツ好きな人が多いのも、勝負というところで通じているからでしょうか。
藤井さんに対して、普通の中学生じゃない、と口をそろえて評していたのが印象的でした。
今のAIは強くなりすぎて、人間が戦ってどうこうという次元じゃなくなっているらしい。人間同士の対局の方が面白いでしょうね。
棋士の方はほとんど知らない私ですが、天才と謳われた方たちの考え方に触れるのは単純に面白いし興味深い。これを読んで天才になれるかどうかはわからないけど、発見や驚きが必ずあると思います。

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2018年08月25日

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