【感想・ネタバレ】羽生善治竜王と藤井聡太六段 普通の子供が天才になる11の「思考ルール」のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!一気に読んでしまった。
将棋のことはよく知らないけれども、この世界のことは3月のライオンを読んで気になっていたので読んでみました。
マンガ脳なので、ライオンのキャラクターたちの顔を思い浮かべながら読んでました。
羽生さんの直感とゾーンについてのお話は興味深かった。ライオンでも、盤に潜っていく感覚という描写があったなあと。
勉強の仕方も対局や将棋に臨む姿勢なども人それぞれだなと思いましたが、ほとんどみんな子供の頃、小学生になるかならないかくらいで将棋に出会い、のめりこんでいってプロを目指していったようです。
好きなものを人生の早い段階で見つけられたというのは、すごく幸運だと思います。才能や、家族のサポートも大きかったと思います。どの方の両親も反対はせずに、協力してくれていたようでした。
覚えることよりも、忘れることの重要性を語っていたのが新鮮でした。ひらめきがおきづらくなるんだとか。
あとは、気持ちの切り替えが大事というのも共通していたように思います。スポーツ好きな人が多いのも、勝負というところで通じているからでしょうか。
藤井さんに対して、普通の中学生じゃない、と口をそろえて評していたのが印象的でした。
今のAIは強くなりすぎて、人間が戦ってどうこうという次元じゃなくなっているらしい。人間同士の対局の方が面白いでしょうね。
棋士の方はほとんど知らない私ですが、天才と謳われた方たちの考え方に触れるのは単純に面白いし興味深い。これを読んで天才になれるかどうかはわからないけど、発見や驚きが必ずあると思います。

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2018年08月25日

Posted by ブクログ

・人との出会いや家族の支えの大きさ
・自分との戦い
・将棋は、自分の考えが現れるものなので、相手に萎縮してあえて珍しい手を指すこともある。→納得出来る内容にしたかったと振り返る人が多い
・一生懸命やっていれば、突然バイオリズムが変わることもある→私も2017年末にトコトン自分と向き合って、2018年から今の職場で働き出してようやく日の目を見れた気がする。

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2019年12月29日

Posted by ブクログ

デビューから29連勝した藤井聡太プロ。この本は15人のプロ棋士と1人のアマ棋士に対する著者のインタビューをまとめたものです。棋士の人柄や考え方、そして藤井プロ29連勝中に対局した棋士の藤井評が書かれていて面白かったです。2018.5発行です。

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2019年02月04日

Posted by ブクログ

将棋の棋士たちのインタビュー集。

羽生さん、谷川さん、渡辺さんあたりは、雲の上すぎて、超人の言葉のようで、風流だけど、凡人の自分には感覚的には理解できない。

それよりも後半にいる、トップ中のトップではない棋士たちのインタビューが面白い。

将棋に勝てない苦悩、苦労しながら自分なりの立ち位置、過ごし方を探っているような様子が、なんとも味があって面白い。

棋士としてプロとしてやっているだけで、本当に限られた一握りのエリートなんだけど、そのエリートの中でも大きな差があるのだなというのが分かる。

頭の中に棋譜がイメージできる様子も、1年くらい将棋をやていれば簡単という人もいれば、強い人と弱い人ではそのイメージが違うはずという人もいて、色々な人がいるもんだなと思う。

ただ、皆将棋が好きでたまらなく、好きなものを職業にしたというところは同じ。そんな人は社会人の1%程度だというから、やはり幸せなことなのだろう。

また、藤井さん自体のインタビューは出てこないけど、対戦した人たちのインタビューはあって、別次元と皆言っている。
やはりすさまじい人のようです。

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2019年02月03日

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