【感想・ネタバレ】ねじまき片想いのレビュー

あらすじ

浅草にある老舗おもちゃ会社で働く富田宝子は、楚々として控えめな外見とは裏腹に、好きなものに対するパワーと想像力の豊かさを以て、敏腕プランナーとして活躍している。彼女は取引先のデザイナー西島に恋をしているが、5年も想いを伝えられずにいた。何の因果か次々に災難に見舞われる彼のため、持ち前の機転と自社のおもちゃを駆使しSPのごとくトラブルを解決していく宝子。けれど西島は宝子の奮闘にはまったく気がつかず?! 同僚や同居人も巻き込んで、宝子の恋が向かう先は――。ひとりの女性が大切な気持ちと向き合うまでを描く物語。/解説=松井ゆかり

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Posted by ブクログ

ネタバレ

片想いの相手のために思い切った事ができるのがすごい。そして、それでも、分かりやすく結ばれた終わりにはならないところがかっこいい。

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2024年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

◾️record memo

あんたもよくやるよね。付き合ってもいない男のためにさ。完全に自家発電だね。自分でねじまいて自分で走るゼンマイおもちゃって感じ。

それでも、あなたは生きなきゃ駄目なの。自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけよ。

自分の価値を誰かの評価にゆだねては駄目。

いずれにしろ、他人の心に何があるかなんて、口にしてくれない限り、永遠にわからないのだ。

こうして服装の自由な会社に就職した以上、金髪のツインテールやバミューダパンツ、原宿の古着屋で買うアメコミキャラクターのTシャツにも、誰にも文句は言わせない。

やってみて初めてわかる。男に媚びると、自分がすり減る。作り笑いは自分を見失う。

魅力的な人なのに、なかなか自分から人生に参加しない様に見える。観客の席にいるのは損ですよ。

0
2023年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

月並みな表現だが

おもちゃ箱をひっくり返したような
多彩でごちゃごちゃの物語。

ファンタジーのように非現実的なのにどっぷり日常。
恋愛。ミステリー。自分探し…まあよくもこんなに
きらきらと盛りだくさんに。

なのにしっかり物語にのめりこめてしまったから
本当に読書というやつは面白いのだね。

ストにまだ含みが残っているので
次に続くかな。出たら読もうと思います。



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2018年11月10日

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