【感想・ネタバレ】葉室麟 洛中洛外をゆく。のレビュー

あらすじ

2017年12月に急逝した作家・葉室 麟
50歳で作家としてスタートした著者が、歴史小説の主人公たちに託した想いとは……

「死もまた、良し! です。私くらいの年齢になると、フッとそう思うことがあります」

本書は、著者が初めて人生論を語った一冊!
デビュー作『乾山晩愁』、『孤篷のひと』、そして記念すべき50作目となった『墨龍賦』を振り返り解説。
作品を通して、「美しく生きる」とは何なのか、自らの想いを熱く語っている。
また、京都で3年間暮らした京都(洛中洛外)で、小説の舞台となった地や美術作品を鑑賞できる名所スポット約40カ所を収録。
美しい口絵と地図で、京めぐりを楽しめる。

葉室ワールドを、堪能出来ること間違い無し!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

尾形乾山、海北友松、小堀遠州、わかりやすい言葉で優しく見つめる。作者のお人柄に優しい心になれます。もっといろいろな作品を産んで欲しかった。

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2018年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大好きな作家さん。
エッセイ、触れられて満足。
カラー写真も、で。良かった‼︎
地図や年表や、関係図も。わかりやすかった。

『乾山晩愁』尾形光琳・乾山
海北友松は京都に観に行きましたぁ。
建仁寺の紅しだれ桜は愛でたい‼︎
『孤篷の人』小堀遠州

シリーズ物
とくに、まだまだ読みたかったぁ。

巻末エッセイで。
澤田瞳子さんとで。葉室麟の【若冲】あったかも⁉︎に。
さらに、残念な気持ちで、いっぱいに。

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2018年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

海北友松:山深い早春の景色を、優美に、雅やかに、そして本当にみずみずしく描いています。光と影が柔らかく溶け合う静寂の世界。それでいて寂しさや孤独はなく、暖かな上司に包まれている。なによりも明るく、温かな情趣に溢れていること、そこで僕は深い感銘を覚えました

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2019年11月01日

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