あらすじ
◆子育て、平和、生き方、メディア、…etc.ボクなりに考えてみました!
●つるの剛士、初の書き下ろし新書
●僕が受けた偏向教育
●安保法制で炎上騒動
●“死ね”なんて言葉が流行語っておかしい?
●平等なんて言葉はいらない
●自分の国を愛することは他の国を愛すること
●僕は“愛国タレント”!?
●子育ては心配よりも信頼
●僕はイクメンではない!
●将棋は敗者の美学。負け際が大事。
●僕は右でも左でも中立でもなく「自立」です
■僕が感じている日本への違和感!
僕、つるの剛士には、いろいろな肩書があります。
「俳優」、「バラエティタレント」、「歌手」、「イクメン」、そして「おバカタレント」……。
確かに僕は自他ともに認める「おバカ」なのですが、そんな僕でも普段の生活の中で一視聴者としてテレビを見たり、新聞を読んだりしていると、
「あれ?何かちょっとおかしいな」と思うことがあります。
言うなればそれは、最近のテレビの報道のあり方や、世の中全体の風潮に対して何となくもっている違和感です。(本文より)
◆本書の内容
第1章 「ネトウヨ」と呼ばれて
第2章 日本の平和について
第3章 僕が受けてきた教育について
第4章 子育てについて
第5章 「イクメン」と呼ばれて
第6章 つるののルーツ
第7章 メディアとネットと日本のこれから
◆オバカと呼ばれたり、ネトウヨと呼ばれたり、イクメンと呼ばれたり……そんな僕ですが。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルにバカと付いているけれど、けっしてバカではないよね。
ちゃんと自分というものがあって、疑問に思ったことを調べて考えて自分なりの判断を下せる人。
ここに書かれていることは政治だけじゃなく子育てやメディアの問題等多岐にわたり自身の思いを綴られていて、俺も常々思っていることが多いので大いに賛同できる。
結婚や子育てに関しては未経験なのでわからんけど、姉が甥っ子達が小さかった頃ちょくちょく連れて来た時に面倒を見ていた感覚でいうと、確かに!って思うことが多々あった。
自分の生まれ育った国を好きで何が悪いのか。
日本を悪くしか言えないようにはなりたくないね。
これだけネットが普及しているのだから、メディアの流していることを鵜呑みにせず疑問に思ったら自分で少しでも調べたりはした方がいい。
メディアは自分たちが伝えたいことだけを自分たちの都合のいいように垂れ流し、都合が悪けりゃ報道しない自由を行使している。
SNSでも自分から積極的に情報を仕入れようとしている人なら今のメディアの偏向報道に呆れているだろう。
ネトウヨとか言われている大半の人達は、日本が好きなだけだって事にも気づくだろう。
とりあえず自分には関りがないとかメンドクサイとか今が楽しけりゃいいとか言ってみて見ぬふりをしている人がもっと減ってくれば、日本はもっと良くなるだろうなぁ。
っと、ほとんど感想になってなかった。
いろんな人の考えに触れてみるって軽い気持ちで手に取ってみては如何だろうか?
Posted by ブクログ
つるの剛士と言えば「クイズ!ヘキサゴン」のおバカタレントと子沢山というイメージくらいしかなかった。確かに勉強は出来なかったのかもしれないけど、自分の家族を愛し、住んでる町を愛し、そして国を愛している。疑問に感じた事は納得するまでしっかり調べ、考えて、自分の意見を持つ素敵な方だということがとても伝わってきた。偏差値ばかりが高い一部の政治家や官僚なんかより、よっぽど日本の事を考えている。
Posted by ブクログ
「バカ」って、今現在知っていることが少ないことではなくて、知る気がないまま押し通そうとすることだと思う。
だから、このかたはぜんぜんバカじゃない。
Posted by ブクログ
「普段から日本の現状や未来を憂いて、考え、意識されている方にとってはあまりにも初歩的で、当たり前のようなことしか言っていない内容かもしれませんが、日々あまりそんなことを意識していない、敢えて言うなら『平和ボケ』で『お花畑』な人たちが『日本の未来』や『本当の平和』について少しでも考えてみるきっかけになってくれればいいなあと思っています。」
冒頭で述べられたこの言葉に、正に「平和ボケ」で「お花畑」な私は一気に惹きつけられた。
「おバカタレント」と言われていたつるのさんだからこそ書けること。
「平和ボケ」だの「お花畑」だの、煽るような言葉だけれど、「かつての僕もそうでした」とあくまで謙虚な物言いは、つるのさんの優しいイメージを崩さない。
反省の意味も込めて、テレビやネットの情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えることが大事だということを、世の人に伝えたい。
つるのさんの熱い想いが伝わってくる良い本でした。
Posted by ブクログ
高槻の話で、地域によって国歌の存在自体知らない子どもがいるというのは衝撃でした。学校の式典では必ず歌うものだと思っていたし、自分も子どももそういう環境で育ったので。
「日本のこと」・・・首肯することばかり。よく調べられてますね。ベトナム、フランスの国歌と君が代との比較。
子育ての項目はつるのさんの真骨頂。とても参考になりました。
全体を通してとても優しく、夫として父親としての責任感に溢れている、つるのさんを益々好きになりました。