あらすじ
ベストセラー作家で精神科医の樺沢紫苑氏、絶賛!
「読むと、猛烈に親切がしたくなる!」
人にやさしくすれば、めぐりめぐって自分にいいことがかえってくる――。
こんな意味の「情けは人のためならず」ということわざがありますが、
実は、これは科学的に見ても正しかったことがわかりました!
誰かに親切にするとき、見返りを期待しているわけではなくても、
いい意味での「副作用」が得られると著者はいいます。
親切は、親切にした相手だけではなく本人にも幸福感をもたらし、
心臓と血管の健康によく、アンチエイジングにもなる。
そして人間関係を改善し、「波及効果」によってさらなる親切を生むというのです。
このように親切が心と体、そして人間関係にいいのは、
親切によって脳内幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されるから。
本書では、スコットランド出身の有機化学博士が、
「親切の五つの副作用」とそれが起こる科学的なメカニズム、
親切とオキシトシンとの関係、オキシトシンの増やし方などについて、
最新の心理学、医学、生理学、社会学の研究結果を引用しながら
わかりやすく解説します。
さらに、巻末には今すぐに取り入れられる
「自分でできる五十の親切な行為リスト」もまとめられています。
あなたも早速親切をしてみて、その副作用を味わってみませんか?
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
・親切なことをしても、見返りは求めない
・親切は人を笑顔にし、同時に親切をした人も笑顔にする
・親切をした数を数えると自尊心が高まる
・親切は伝染する
・親切なことをすることによって得られること→幸福度が高まる、免疫力が上がる、うつ病やその他の精神疾患にも良い効果がある、心臓と血管を強くする、老化を遅らせる
チャレンジ
毎日違う親切をする
1日に少なくとも1回は匿名で親切をする
題名通りの内容で、読みやすい文章だった。実験や研究などの科学的根拠をもとに、親切をすることで得られる効果などが書かれている。読むとめちゃくちゃ親切なことをしたくなる。
Posted by ブクログ
抗酸化作用のフリーラジカルがハリーポッターのメガネで表現されていて面白かった。オキシトシンからできる一酸化窒素がフリーラジカルと結合する。
親切の見返りを求めない。理不尽な気持ちになってしまった時は。私は親切な人だから。と自分に言い聞かせる。
自分自身にも親切でなくてはいけない。プレゼントをあげるということではなくてみなの期待にそう人になろうとするよりも、自分らしくあること。
子どもも与えることで幸せを感じる。
安全地帯からでてみる。
慈悲の瞑想をする。
感謝すると幸せに、不満を口にすると不幸になる。感謝もある種の親切。
オキシトシンで心臓や血管が強くなる。ハグ。
アンチエイジングにも親切が効く。美肌。
慈悲の瞑想で得られる思いやりや、暖かい気持ちがテロメアが短くなるのを防ぐ。
親切には波及効果がある。