あらすじ
≪こんな悩みはありませんか?≫
□研修で、一生懸命話しているのに反応が薄い
□研修参加者のレベルにバラつきがあって誰に合わせればいいかわからない
□研修で学んだ内容が現場で活かされていない
□ワークを取り入れてはいるが、いまいち盛り上がらない
人材開発、組織力向上の手段として欠かすことのできない研修・セミナー。
その効果をいかに高めていくかは、人材開発担当者および研修担当者、研修講師にとって必須の課題です。
効果的な学びを生み出すには、参加者が「主体的に学ぶこと」が欠かせません。
本書では、著者ボブ・パイク氏が体系化し、世界30万人が学んだ「参加者主体の研修手法」をベースに、学ぶ意欲を高め、学習効果を最大化する研修を行ううえで欠かせない「インストラクショナルデザイン」の理論と実践をまとめます。
知識のない方でも、8つのステップに沿って考えるだけで、効果的な研修をデザインできるようになります。
【今日から使える研修設計用ワークシート付】
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Posted by ブクログ
大きな研修の担当者になったため、研修について学ぼうと職場にあったものを手に取った。
350ページ以上ある本だが読みやすく、メモ(箇条書きで37個)をとりながら流し読みで2時間ほどで読めた。
研修全般について書かれており、とても分かりやすい。多くの学びがあったが、抜粋して項目別に分けると以下のような内容。
研修設計
・90/20/8を基本に
・「丁寧に教えよう」という過小評価はNG
活動の工夫
・受講者自らが選択する場面を設定する。
・受講者自信が目標を設定する。
記憶
・6回強化したら90%記憶に残る。
・未完了の方が記憶が残りやすい。など…
研修はプロセスであるという考えのもと、価値ある研修にするためのエッセンスがたくさん詰まっており、私にとって、とてもためになる本であった。
本書を読みながら自分が考えた活動は以下の2つ。
①グループで挙げた学びのキーワードを全て使って本講座の内容を説明する。
②本講座で得た価値ある学びベスト3を決める。
研修の導入や終末のアイデアについても複数例示されていたので、また定期的に確認しながら研修に活用したい。
Posted by ブクログ
研修作成のために必要な情報が、わかりやすく、充実した内容で書かれている。研修機会のある人は、誰もが一度は読むべき本。インストラクショナルデザインについてはもちろん、90/20/8の法則やCSR(コンテンツ・参画・リビジット)、EAT(経験・気付き・理論)などの基本コンセプトもわかりやすく示されている。
●インストラクショナルデザイン
1.ニーズを分析する
2.参加者を分析する
3.目的を設定する
4.オープニングとクロージングをデザインする
5.研修コンテンツを作成する
6.研修の運営方法を検討する
7.研修後のフォローアップ・効果測定をデザインする
8.資料・会場を準備する