【感想・ネタバレ】幻想人名辞典のレビュー

あらすじ

世界各地から収集したカタカナの人名8000以上を収録。神話、英雄物語、宗教書など、人名の出典情報つき。ほとんど(9割以上)の人名には解説つき。

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Posted by ブクログ

 今回の本は、一味も二味も違う。何が違うかというと、「とにかくたくさんの、少し素敵なカタカナの名前を楽しむことである」というように、「古代の神話・英雄物語や宗教書、各地の応名・王族名からも収集した」ので、名前からどんな意味があるのか想像、妄想ができる仕掛けになっている。

 例えば、今話題のアメリカ共和党大統領候補の1人で、いろいろな意味で注目を集めているドナルド・トランプがいる。ドナルドは、「スコットランドの王」と書かれている。不動産王だが、果たして大統領という「国王」になれるかどうかまだ分からない。

 そのトランプが協力したほうがいいというロシアの大統領の名前は、ウラジーミル・プーチン。ウラジミルは、ロシアの王族とキエフの公族の2つの意味がある。ロシアの「皇帝」と言ってもいいくらい権力を握っているのでふさわしいだろう。

 名前をざっと見ていくといろいろな由来があるのだなあと分かる。厳密に研究している学者ではないのでこれぐらいでちょうどいい。なんといっても「幻想」なのだから。

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2016年02月20日

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