【感想・ネタバレ】定年前後の「やってはいけない」のレビュー

あらすじ

「定年前」の常識は「定年後」の非常識!? 82歳にして現役のビジネスマンであり、これまでに3000人以上の再就職をサポートしてきた人材紹介のプロである著者が働き方から、お金、健康、人づきあいといった暮らし方まで、「定年後」うまくいく人、いかない人の違いを解説。人生100年時代を生きるためのヒント。

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Posted by ブクログ

もっと早くこの本のことをしりたかった!!
自分の身体能力を過信していた。
セミナーを受けたが活かせなかった。
ムダ金を使ってしまった!

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2019年04月14日

Posted by ブクログ

現職(社名や役職)に固執する人ほど転職がうまくいかない。新しいことを覚えられて体もよく動くのは45歳まで。そこからゆっくり退職後に働ける第2の職場を探し始めるのがいい。老後に起業してはいけない。

立派な経歴を持ってしても、再就職に苦労した筆者と、そこからリタイア人材の派遣業を立ち上げた経験と実績に基づく仕事とお金の話。一読の価値ありありあり。

0
2023年01月19日

Posted by ブクログ

すこし早いと思ったが…
著者がいう第2ハーフに入ったばかりの自分にはピッタリだったかも。
働き続ける事の大切さは実感していたが、
転職は2回まで
定年前の人脈は使わない
健康にいいには惑わされるな
辺りはなるほどと思った。
定年後も求められる存在にならないと(笑)

0
2019年05月05日

Posted by ブクログ

定年間近にもう一度読みたい。現役時代に役員、部長レベルまで登りつめても、定年後は勘違いしてはいけない。定年後は間をあけず再就職する。待遇には拘らない。などなど

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2019年03月31日

Posted by ブクログ

自分は、早期リタイヤを考えているので、「死ぬまで働くべし」という著者の主張には、最初は「ゲッ」という印象を受けましたが、読んでいるうちに納得。

考えてみれば、自分が早期リタイヤを考えているのは、「今の会社で働く形ではない形で社会に貢献したい」と考えているからで、その考え方は、著者のいう「第1ハーフと第2ハーフ」の考え方に合致しているように思います。

ちなみに、今の自分のポジションにあるような人は、定年後、最も再就職が難しい、とのこと。
そうならないよう、気を付けます。

0
2018年10月06日

Posted by ブクログ

働くことは傍を楽にすること、傍を楽しくすること。定年後は報酬にこだわらず、誰かの役に立つという幸せだけを追求して働ける。社会に貢献しながら自分がやりたいことができる幸せを感じて生きて行きたい。

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2022年10月15日

Posted by ブクログ

20220104


今年で50歳。
定年まで残り10年となり、タイトルに惹かれて読んでまた。

一流大学を出て、大企業の役員、子会社の会長と、まさにサラリーマンとしては申し分ない経歴の著者。
時代も高度成長期、バブル期もしっかり経験して、しっかり稼いで蓄えもあるであろう著書の話は、自分たち凡人とはかなりかけ離れた感覚ではあるが、
著書のような勝ち組サラリーマンでも、定年後の再就職はかなり条件を下げなければ厳しいとのこと。

公的年金が全くあてにならないこれから、定年後も働く事を大前提に準備していかなければならない。

住宅ローンなどの負債は現役の間に完済する事。

生活費のためでもあるが、健康、社会への関わり、貢献のためにも働き続ける事が大切。

はたらくとは、
傍を楽にすること。
傍を楽しませること。

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2022年01月04日

Posted by ブクログ

著者は、伊藤忠、ソニー等で働き、ソニーでは常務取締役や、子会社の社長、会長、顧問を歴任し、その後はプロ経営幹部の派遣・紹介を行う会社を設立した人。本書出版時の2018年時点で何と83歳(!)だが、現役のビジネスマンである。
そんな著者が3000人に及ぶ再就職希望者をサポートして見えてきた、定年前後でやってはいけないことを中心に心が目を記したものが本書である。
著者は人生100年時代と言われる現在、90歳まで働くことを目標とし、働き方も45歳までを「第一ハーフ」、残り90歳までを「第二ハーフ」と二つに分け働き方を考えるべきであると主張する。
その観点から言えば、本書は第2ハーフに入った人だけではなく、まだ第一ハーフにいる人たちにこそ読んでほしい本である。
もちろん、定年前後の人たちが本書の第一ターゲットであり、著者の実体験に基づく数々の定年前後の戒めが記載されているので、第二ハーフの人たちにすぐ役立つ実用書として非常に有用性が高い書となっている。
厳しい話が多いが、現実を理解するためにも全サラリーマン必読の書である。

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2018年08月18日

Posted by ブクログ

広告2018.08.11

自分を安売りする起業やってはいけない
老後資金は「貯める」よりも「稼ぐ」
生命保険の目的は変わる
「健康にいい」に時間とお金をかけすぎない
義理と礼を欠くつきあいは高齢者の特権

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2018年08月11日

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集中力のピークは43歳。コミュニケーション力のピークは48歳ということで、第1期を45歳まで、第2期を90歳までの二つに分ける。
定年後の市場価値は月給20万円以下。それでも良いということで就職する人はその後もある。
第2期に新しい学びをしてもものにはならない。
生物で子どもが親を見るものはいない。
働くというのを、お金を稼ぐためから自分のやりたいことをしてお金をもらうに考え方をシフトさせていると思う。

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2018年07月16日

Posted by ブクログ

定年とセカンドライフをテーマとしつつも、人生を45年で折り返す2つのラウンドに分けて考えること、後半の第2ハーフも働き続けることこそ健康や生きがいにつながると主張する。
気力体力が充実した第1ハーフと、その衰えの一方で経験を重ね対応力も円熟する第2ハーフの働き方、稼ぎ方を別物として考えること、第2ハーフは周囲に貢献しながら少しの収入でコンパクトに暮らすように生き方も見直すことなど。
年金もあてにしながら、少しの収入があれば生活できること、嫌なしがらみには礼を欠いても構わないことなど、なるほどと思う点も多かったが、どれだけ気をつけていても事故や病気、家族の介護などで働くに働けない状況もあり、本書で想定しているような90歳まで働くことが実現されないこともあるだろうが、それが現実のものとなれば受容するしかない。
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2018年07月07日

Posted by ブクログ

ソニーの元役員が書いた本。やや上からの断定的な物言いが鼻につくが、人生を第1ハーフと第2ハーフに分けて考えるところや、第2ハーフでの仕事の選び方、暮らしの見直し方などは共感出来た。

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2024年04月18日

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説得力のある文章で非常に役立った。
金銭面では決してバラ色ではないが考え方を変える事でまあまあ、、、の定年後を送れるように思う。
具体的にやる事、やってはいけない事が記載されていた。
私も資格はいくつか取得したが医者、弁護士と異なり仕事に直結する資格ではない。
資格取得は金銭的な対価をもたらさなかったが学びが深まるよい機会になったと思う。それ以上でもそれ以下でもない。

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2023年08月05日

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元ソニー役員が退社後2年経過して人材紹介会社を起こした。それらの経験から定年前後のやってはいけないこと、やるとよいことをまとめている。世の通説とは異なる見方もあり割り切りが小気味良い。2018年出版され、1960年代生まれまでに当てはまる話かと思う。それ以降は家族観、労働観、経済環境、労働環境など異なり当てはまらない部分が多いのではないか。

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2021年01月15日

Posted by ブクログ

死ぬまで仕事しろ
起業するな
子供に頼るな
などなど
著者はソニーの取締役、子会社の社長・会長の後人材コンサル会社を起業。
定年後に職探しする時は収入にこだわってはダメ、を肝に銘じておこう

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2020年08月23日

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やってはいけないこと
・定年前の給与レベルに拘る
・起業
・雇用延長
・条件を徐々に下げる
・資格をとろうとする

やっていいこと
・年収は新入社員レベルで良しとする。
 1社月20万円でも×4社で80万円に。
・英会話学校の教師(得意、好きを仕事に)
・年の功、を活かせる仕事(信頼)

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2019年09月16日

Posted by ブクログ

30半ばなので定年が読んでみました

内容が簡潔に纏まっているのでさらっと読めます。
定年後が少しイメージできるようになりました。もっと真剣に考えないといけないないですね。

高齢者専門の人材紹介会社を経営する筆者の高齢者求人情報はちょっと驚きました。今日日もっと多いイメージあったので。現役中に大企業で部長とかしてたハイクラスの人限定の話なのかな

まだまだ先のことと思ってましたが、意外と人生の前半戦はもう終わりが見えかけており、時間を大切にしないといけないと考えさせられます

後半の内容が薄かったのが残念

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2019年09月04日

Posted by ブクログ

タイトル通りの内容。特に目新しい内容はなかったが、
・定年後に再就職するなら肩書きや年収にこだわらず、他人に役立つことを考える。
・生活水準をあげずに、生活費程度の働きをする。
・人生の第二ハーフなので、前半のようにあくせくせず、できることをのんびり、楽しんでやる。
内容は納得できるものが多かったです。あまり現役時代の時のことにこだわらないというところも良い。

まぁ、結局は個人個人の考え方ということになるのでしょうか。

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2019年06月15日

Posted by ブクログ

体が動くうちは働き続けたいという方は、読むと参考になるかと思います。逆に定年退職後は会社勤めはせずに自分の好きなことをやりたいという人は読む必要はないです。

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2019年05月26日

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★3.0(3.15) 2018年4月15日発行。ソニーの元役員83歳の著者による定年前後の人へのアドバイス本。確かに色んな経験をされているので、こういうことを書くのだろうが、やってはいけないことは次の4つ。1.やりたい仕事、給与にこだわり、転職を繰り返す。2.年金がもらえるまで、会社の雇用延長制度を利用する。3.過去の人脈を頼りに、仕事を紹介してもらおうとする。4.何かに役立てようと、資格・勉強に時間とお金を使う。うーん、確かにという側面もあるが、一般的というか、人によって人生様々なんだけどなぁ。

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2019年02月23日

Posted by ブクログ

会社の部長以上の間で流行っていた新書。人生は45歳から第2ターム。何かを勉強するのは43歳まで。後は記憶力も低下していく。周りの空気を読む能力もピークは49歳、それ以降は低下していく。

定年後は年金をあてにして貯金を切り崩すのではなく、生涯働き続ける気持ちで暮らす。第2タームの仕事は好きな事を無理なく、生涯続けられるかを意識する。

定年後の給料は新人と同程度。但し、新人のような飲み込みの早さやポテンシャルは望めない。高望みしない。新卒研修は一定の効果があるが、一律的な定年後研修は効果がない。


休まない、辞めない、無理もしない。

40代で読めて良かった

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2018年12月10日

Posted by ブクログ

人生100年時代における、人生後半戦の生き方についてのアドバイス本。人生を第1ハーフ、第2ハーフに分けると、会社での成果、評価を求めて働く概ね45歳から50歳までが第一ハーフ。第2ハーフは全く別の価値観が必要となる。無理して新しいことを身に着けようとしなくてもよいから、これまでの経験を活かし、社会に関わり続けることが大切。その際、第1ハーフで身にまとったプライドは捨てて、新入社員のつもりで、仕事に取り組むことが重要。
80歳過ぎまで仕事を続けるコンサルタントの著者が、退職後の再雇用の厳しい現実を紹介しつつ、それを受け入れつつ、自分なりに仕事を続けていこうという気にさせてくれる一冊です。

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2018年11月16日

Posted by ブクログ

定年を過ぎたからといって、隠居する時代は終わり、80歳くらいまでは働かないと生きていけない。最近はこの手の本をよく読んでいる気がする。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

●転職は、年収にこだわらず、「自分を必要としていただけ
 るのであれば」お世話になる,というスタンスは間違いで
 はなかったと再確認できた。

●今後の課題は、やはり「健康管理」と「支出の減少」で
 ある。

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2018年09月25日

Posted by ブクログ

20180909 定年本の総括のような本。経験と事実の積み上げからの説明なので説得力がある。定年本を読む年齢についても直前ではなく30代からでも良いという意見には同意。アタマが柔らかい時にどれだけ自分の人生を設計できるか?今、この本が出て来た理由も考えて見たい。

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2018年09月09日

Posted by ブクログ

最近、本屋では「定年」本がはやりのようだ。

定年前後の「やってはいけない」というタイトル本の帯に、「×雇用延長で働く」「×資格・勉強に時間とお金を使う」「×過去の人脈で仕事を探す」とバッテンが並ぶ。

少子高齢化の進展に従って厳しくなる年金財源の確保のため年金支給年齢が後ろへシフトした。従って従来の60歳定年では、定年退職後、年金受給までの収入ゼロの期間が発生する。

これをフォローするため、高齢法は企業に、①定年を廃止するか、②定年年齢を引き上げるか、③雇用延長の制度を導入するか義務付けられている。

当事者としては、退職後別の会社を見つけて再就職するか、それともその雇用継続の制度を利用して、同じ会社で働き続けるかを考えるものだ。

単純な選択肢は、雇用延長でそのまま同じ会社に務める・・・だが、それは「×」という。ならば違う会社に再就職だ。再就職するなら、資格の一つもとっておいたほうが有利だろうと思うものだが、それも「×」。

再就職はハローワークでイチから探すよりかは、これまでの人脈で探すのが有利ではと思うが、それも「×」だという。

著者は人材紹介会社を経営しており、3000人以上の転職・再就職を斡旋しているいわばこの世界のプロであり、その経験からそのような提言を発している。

その提言にすべて則って再就職に取り組めば、好条件で就職先が決まるのかと言えば、それは一切ない。これまでの肩書がどうあれ、再就職では給与の額にはこだわるなとキッパリ。定年前の常識は、定年後の非常識だとまでいう。これまでのこだわりを捨てよと。

その他、人生の第2ハーフでは倹約生活を徹底して奨励している。そのための倹約の提案は、「それはあなたの考えで、人にわざわざ述べるようなことではないのでは?」と思えるようなことも列挙されている。合理的な考えであり、同調する人もおれば、違う意見の持ち主も多いだろう。見方によれば押しつけっぽい内容でもある。

まぁ、だけど、著者の意見を鵜呑みにせず、自分で考えてアクションを考えてみたとしても、結局のところ著者のいうような行動を選びそうな気がする。

「やってはいけないこと」をずらっと書いた後、最後に「やってほしいこと」のコーナーがあるが、これも自分で考えても「こうしたいな」と思うことが並んでいた。

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2018年07月19日

Posted by ブクログ

人生100年時代とか、65歳まで完全現役で勤務すべき時代だとか、この数年でよく言われるようになったと思います。私が社会人になった平成元年頃は、60歳まで働いて、その後は一部の人(子会社に移るような人)を除いては、年金をもらいながらひっそりと暮らしていたように思います。

年金制度が崩壊する等と言われていますが、年金受給開始時期が遅くなり、年金受給額が削減されたのは事実で、今の人口構成を見ると、さらに変わる可能性もあります。

そういう状況なので、雇用延長で働くべき、資格や勉強を取って次の就職に備える、働くとしても過去の人脈を利用する等、これらは有効であると思ってきました。ところが、この本の帯に「すべきでない!」と書かれていて、頭から水をかけられた気分になりました。それも定年前後にそれをしてはいけないので、時間も限られていると思います。自分の考え方を見直す必要性を感じた、衝撃的な本でした。

以下は気になったポイントです。

・定年後に仕事をせずに暮らしていくための「老後に必要なお金」を計算するよりも、少しでも働いて日々の生活費を稼ぎ、これから先の人生に楽しみを見出していく方が、ずっと幸せになれる(p5)

・45歳を過ぎる(第2ハーフを過ぎる)と、新しい能力はほとんど身につかない、その代わりに、いまある能力を磨いたり熟成させることはできる(p25)

・第1ハーフの競争社会から、第2ハーフの「共存社会」へと意識を切り替え、元気なうちは働き続ける、そうすれば健康にもつながり、経済的な不安も解消されるだろう(p28)

・高い実務能力を持つ一方、ほかの社員にも指導もできる人材を「実務コンサルタント」呼び、経営者からそのように認められれば、何かと頼りにされる(p33)

・最初に好待遇を望み、それが叶わないとわかると少しずつ条件を下げていく方法は、無駄に仕事ブランクを長引かせるだけで得策でない、ブランクは人材としての市場価値が落ちる(p36)

・企業が欲しいのは、自分で新たに何かを作ることができる人、である(p42)

・個人事業主のようにいくつかの仕事を掛け持ちして収入を増やすのを推奨しているが、起業だけは決してお薦めしない(p71)

・定年後の仕事は、「選手からコーチ」のように、近い領域にばかりこだわる必要はない、定年前までに身に付けたスキル、経験の延長線上で、できる仕事を探すようにする(p76)

・定年後の仕事のキーワードは、安い・やめない・休まない、に加えて、コミュニケーション能力の高さ(p84)

・3回転職すると、書類審査さえも通過できない、この傾向はこの10年で顕著になってきた(p86)

・日本老年学会が、高齢者の定義を、いままでの65歳から75歳に変更した、2017年5月、自民党の一億総活躍推進本部が「65歳までは完全現役、70歳まではほぼ現役」という提言を発表した(p111)

・定年退職後の生活費は月平均で27万、30年間で1億円かかるが、そのうち5000-8000万円は公的年金で賄える。不足分の2000-5000万円をあらかじめ貯金しておくという発想は、良くない(p117)

・すぐに次が決まる人は、あれこれ情報を聞くのではなく、相手の会社名とポジションの情報だけを知って、あとはその会社、求められる能力までを自分で調べる(p145)

・第2ハーフの勉強は、趣味と割り切る、政府は「いくつになっても学べる」というが、ここで想定しているのは、第1ハーフ(45歳まで)の社会人を指している(p146、151)

2018年6月10日作成

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2018年06月10日

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