あらすじ
メガネのJ!NS代表取締役社長 田中仁氏大絶賛!!
「起業を考えたら絶対に読むべき本」
半年で社員を70人、3年で180人規模にまで増やした
新進気鋭のベンチャー企業経営者がすべてを明かす
経営書の新しい古典が登場!
サイバーエージェント、ユニクロ、京セラ、松下電器、ZOZOTOWN、電通、ライブドア、一風堂は
実は、共通のある起業法を用いて経営を行っていた!?
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Posted by ブクログ
・非常に学べた本であった。特に、キャッシュエンジン事業を確保した上で起業すべきである点や採用活動・人との信頼関係の構築が会社経営で肝要である点も学べた。
ただ、体験談が多く、抽象化されきっていない印象を受け、読みづらかった。
実際に起業してみた後に読んだら、体験談がふんだんに書かれているので、より参考になると思う。
【学んだ事】
・起業をする前には、キャッシュ型(日銭を稼げる)事業のタネを起業前に探しておき、試行錯誤(アルバイトで試す、フリーランスで発注をもらえるのかetc...)をして、キャッシュエンジンになり得ると判断できた段階で起業する。起業初期の段階で、初期投資費用が高く、当たる確率の低いスケール型事業だけをやろうとしてはいけない。
・スケール型事業が当たった場合には、キャッシュ型事業のボリュームを下げて、全体の仕事量を調整する。キャッシュ型はボリュームを下げて、継続する。
・ベンチャー企業では、答えのない課題を解ける人材が重宝されるため、優秀な人材(高学歴)を確保する優先度は低い。自分の会社の社風に合った人(その会社の人っぽい人)を採用し、『採用→育成→最大化』のサイクルを効率的に回す事で、組織を強化していく。
・部下の育て方:細かく部下に指示するのではなく、目標を定義した上で、どうすればより良く目標を達成できるか?を質問ベースで問いかけ、部下自身に判断・やり方を委ね、意思決定させていく。上司は随時軌道修正していくイメージ。加点方式で評価を実施、3年間はタダ飯を食わせる覚悟で育てていく事が大切。
・組織全体の納得感を引き出す工夫(部門間で業務量を調整できる仕組み)が必要。
・起業前から経営中も含めて、幅広く人脈形成するよう心がける。3年後に一緒に仕事出来れば良いなのイメージを持っておく。