あらすじ
歯科業界が隠してきたタブーをすべて書く!
日本人の歯をダメにした正体は、歯科治療だった――
・虫歯を再発させる“手抜き”の「銀歯」の存在
・歯を削り、抜くことを当然と考える歯医者たち
・歯周病治療を受けているのに歯を失ってしまうワケ
・危ないインプラント手術の現場に潜入
・「感染予防」実施率5割!歯医者の危険な実態
歯を失う連鎖は、「銀歯」から始まっていた――健全な歯まで削り込んで、手抜き銀歯を被せ、歯周病を放置。さらには、歯を抜いてインプラント。「患者の歯を守る」よりも「歯医者の都合」を優先した治療が横行している!
では、いい歯医者と悪徳歯医者をどう見分けるのか? 患者はどうすれば自分の歯を守れるのか? 100人以上の歯医者、歯科衛生士、歯科技工士に取材を重ねた著者がレポートする。
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Posted by ブクログ
歯医者は溢れかえっているのでちゃんと選ぼう。口コミサイトを鵜呑みにせず、怪しいと思ったらセカンドオピニオン。専門医や日本歯科保存学会、マイクロスコープ使うなどスキルの高いところにきちんと行くことが大事。
Posted by ブクログ
10年単位の時代遅れな治療を続けている歯科医院があるのに驚き。レーティング制度でもできないものでしょうか。
P190 ハンドピースの患者毎交換が3割から5割へ改善されたのを好感するズレ
P197 プレコーション/プリコーション
P210 逮捕されて保険医を取り消しになっても、歯科医師の免許は継続って……
Posted by ブクログ
・虫歯治療編(89)
-初期虫歯は削らない
-虫歯でない部分も削られている
-「レジン修復」を歯医者に頼む:歯を削る量が最小限で済む
-歯を残す「根管治療」のチェック方法:マイクロスコープか拡大鏡、ラバーダムを使用しているか。メタルコアよりもファイバーポストを選択
-口腔ケアを指導しない歯科医院は要注意。歯ブラシ以外にフロス、歯間ブラシは必需品
・歯周病編(125)
-日本歯周病学会、日本臨床歯周病学会の専門医、指導医、認定歯科衛生士を選ぶ
-原因は「バイオフィルム」:除去は歯科衛生士に相談
-初期の歯周病は「SRP(基本治療)」で治せる:治療の基本は歯周ポケットのクラーク、歯石の除去
-抜歯してインプラントに誘導する歯医者に注意
・良い歯医者の特徴(225)
-患者の話をよく聞き、丁寧な説明をする
-歯を極力削らない治療をする
-治療の選択肢を患者に提示する
-麻酔が痛くない(コツや最新器具で可能)
-自分がカバーできる治療内容を患者に明確に伝える(専門分野の範囲を隠さない)
-根管治療ではラバーダムを使用する
-派手な宣伝広告を出していない
・根管治療ならマイクロスコープを使う歯医者(245)