あらすじ
臨床数約8万件の大人気カウンセラーが教える
特別な知識も能力もいらない
今日から心をラクにしてくれる無意識の使い方!
* * *
「それって気にしすぎだよ~」
みなさんは周りの人からそんなことをよく言われたりしていませんか?
「周りの目を気にしてしまう」
「知らない人と話すと緊張してうまくしゃべれない」
「先のことばかりが気になって前に進めない」
「どうせ自分はと思ってしまい、自信が持てない」などなど。
これらはみんな「気にしすぎ」からくるものです。
気にしすぎるというのは意識がすごく働いている状態を言います。
人は、意識すればするほど、いろんなことに不安になったり、怒ったりします。
すると、脳の緊張がどんどん高まり、意識が暴走しはじめます。
そして、最終的に意識が想像した不幸が現実になってしまう……。
これが「気にしすぎてうまくいかない」原因です。
この本では、意識と無意識を楽しく紹介しながら、
対人関係や仕事、そして日常などのあらゆるシーンで、
無意識が使えるようになる方法を紹介していこうと思っています。
それは、私がそうだったように、「気にしすぎる人たち」が、
無意識の力で少しでもラクに生きていけるようになってほしいからです。
無意識は、私の周りにあった、たくさんの「うまくいかないこと」をきれいに消し去ってくれました。
それをみなさんにも体験してみてほしいのです。―――プロローグより
■著者 大嶋信頼
心理カウンセラー/株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役
米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研修生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。現在、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役。カウンセリング歴24年、臨床件数7万9000件以上。
著書に『ミラーニューロンがあなたを救う!』『支配されちゃう人たち』『無意識さんの力で無敵に生きる』『あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!』(以上、青山ライフ出版)、『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』(すばる舎)、『小さなことで感情ゆさぶられるあなたへ』(PHP 研究所) など多数。
感情タグBEST3
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読んで目に溜まった箇所
()内はページのパーセント。
・幼少期に母親から温かく抱きしめられなかった人はストレスの値が上がるべきところで上がらない、緊張しなくていいところで緊張する。本来緊張してスイッチが入るべきところで逆にスイッチが入らない。
脳の緊張のスイッチが壊れている(25)
・完璧主義は自信がない。完璧じゃない自分をいつも責める。90点でも。完璧主義者はつねに完璧を目指すから完璧になれない。いつまでも自信が持てない(32)
・自分を褒めたり、ルーティンで無意識のスイッチをオンにすると自動で進められる。悩む時間や取り掛かるまでの時間が長くて、やっと取り掛かってもその前段階で考えるのに疲れている。
そしてなかなか進まないから時間がないになる(38)
・失敗するかもしれないをやってみなければ「わからない」で打ち消す(39)
・自分の気持ちすらわからないのに他人の気持ち(評価)なんてわからない。わかってると思って気にするのは変。(47)
自動的にわかっていると思って追い込むからそれに沿ったような状況になってる。
それを作り出してる。
読めもしないのに気持ちを読んでる。
・正しいor間違ってるではなくて、楽しいor楽しくない(54)
・不快なことを言ってきても表情を変えない。前向きな発言をかけられたら笑顔。不快な人との関係もよくなる(58)
・注意してあげなければ、伝えてあげなければ、教えてあげなければ、っていう不安や心配が言われた側の意識を活性化してダメ人間になるという不安を生み出しその意識が無意識の邪魔をして現実を作り上げてしまう(60)
再読。追記。
成功したイメージで自信持つ。
成功体験でここぞという時の不安を打ち消す。
いいこと悪いことのバランスを脳内で取ろうとしない。無意識でいたい。