あらすじ
揺れているのは腹? それとも残り少ないオンナ心!?
上り調子の体重にシビレを切らし、なんと全国誌の公開ダイエットに挑戦。増量と加齢の間で、ユラユラ揺れ動く体重計とオンナ心…。
出産後、上り調子の体重にシビレを切らしたイトウは、ついに『クロワッサン』誌上での公開ダイエットに挑戦。あの豊かな「Y」が全国誌の誌面を飾ることに! そして、話題をさらった大人の体操をはじめ、おいしく痩せるベジレシピも習って、健康にも気を遣いながら、四十路のふくよかボディと格闘します。しかし、かつては「痩せればなんとかなる!」と思っていたが、日々勃発するさまざまな加齢問題にも翻弄され、増量と加齢の間で、体重計とオンナ心はユ~ラユラと揺れまくり。ダイエットのゴールは何処に……!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
エビちゅでお馴染み伊藤理佐先生のダイエットエッセイ本の続編
辛口編最後はダイエットからスタートした問題が最後は老いと人生哲学へ。
痩せたいわけじゃない、なんか「いい感じ」になりたいのだ
そしてその「いい感じ」とは「どう生きるか」という人生問題に繋がっていく
Posted by ブクログ
本は面白かった。要は40代からはダイエットは必要ないってことか?ダイエットより複雑な問題があるだろう。
歳をとれば、痩せればキレイになるってわけじゃないのか。シミ、白髪。そうだよね~。
筋力大事。
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確かに、体重じゃない気がする!意外にある人でもそう見えなかったり、ぽっちゃりでも綺麗だったり、肌の張りとか艶とか表情とか、いろんなものがあるのかな?ここでもエヌさん大活躍!凄いなエヌさん!出来る人っていろんなことが出来るのね。 二歳のあーちゃん、うちの犬と同じ重さだ。糖質抜きダイエット、やっぱり危険なんだ。素人がやっちゃいけないのって怖いわ〜( ゚д゚)
Posted by ブクログ
私もダイエットは、大事、なによりも!って、思ってた時が
たしかにあったけど。
前作の甘口よりもっと共感できるところが、ありました。
深くなっていて読み応えありました。
そんな私は、ダイエットなかなか成功しない組ですっ。
Posted by ブクログ
甘口編よりは進化が見られました。でも、巷に溢れるダイエット本とは違って、伊藤さんはそこまで本気ではなく、
従ってこちらが期待するほど痩せもしない。それに途中イライラしましたが、私自身もあんな感じだと気付いて、反省…。
よほど真剣に取り組まないと痩せないんだと感じました。
Posted by ブクログ
「辛口」と謳いつつもそこはイトウさん、「なまけもの」と言ってしまっているアタリで内容はちょっと想像つくような(笑)でもお金の掛けっぷりや迷走っぷり(?)など考えたらそこは「辛口」なのかも。
ダイエットの参考には全然ならないのですが(笑)同世代としては激しく共感し、そして元気付けられる(?)一冊。
Posted by ブクログ
伊藤理佐さんと私、年も身長も体重も似ていて、まるで自分のことかと思いました……。
結局、理佐さんや私のような人は、痩せないんだなって思いました(笑)
なまけものだから……。
Posted by ブクログ
痩せたい、きれいになりたい、でも長続きしない…。
それはあるある、と思った所多々。
人の振り見てわが身を直せ、ではないですが
これはいい教訓になるのやもしれません。
すっきり見えるだけでもよいと思います。
そこに筋肉がついている、という事ですから
地味に仕事をして、地味に痩せて行くかもしれません。
ただ、彼ら(?)のフルタイムで雇う覚悟を
こちらもつけねばなりませんが…。
30分で肉、は無理です。
というか、食事はゆっくりしたいです。
Posted by ブクログ
「甘口篇」より面白かった。戦車さんやあーちゃんが登場するので、「おかあさんの扉」番外編という感じもある。いろいろやった挙げ句の結論(?)もいい。
「で、わたし(たち)はどこの国へ行きたいんだ?」「別に若くありたいわけじゃないんだよね?『いい感じ』になりたいんだよね。『いい感じ』なら年とってても太ってても大丈夫!!」「それって…ダイエットどころの話じゃないんじゃ…?ダイエットより大変なことなんじゃ…?生きる道っていうか…痩せた太っただけじゃたどりつけないとこ…」
そうだよね~。若いころは「痩せたら何とかなる」とみんな(じゃないかもしれないが)思うわけだけど、いつ頃からかそうじゃなくなってくるんだよねえ。小手先で何とかなるものじゃなくて、そっちの方がずっと難しい問題だったりする。「美魔女」とか、世にあふれる「いつまでも若く美しく」の大合唱は、そこから目をそらしたいっていう気持ちもあるんじゃないかなあ。
「真面目な人はカロリー制限ダイエットはやめた方がいい」というのも、いやーほんとその通りだよ!と思った。あれって、伊藤さんが描いているとおり、痩せるのが面白くてやめられなくなって、どんどん極端なことをするようになる。拒食症になる危険性があるのはもちろんのこと、実に体に良くない。「明日の健康より今日のスリム」を選んでた二十代の自分に思いっきり説教したくなった。
Posted by ブクログ
本当に痩せたい人はこの本を読まないで、別の本を読むのでしょう。ダイエットに失敗した人が、「自分だけじゃない」とわが身をなぐさめるためにこの本を読むのでしょう。
痩せることで全てが改善される時代は終わった。
痩せても太っても年はとっているのだ、と理佐っちに言われるのは、面白苦しいことでした。