【感想・ネタバレ】50歳SEの生き方のレビュー

あらすじ

SEの5人に1人は50代以上
やりがいつかむ、12人の働き方

SEの5人に1人は、おそらく50代以上。かつて「35歳SE定年」と言われたが、今となっては全く当たらない。IT業界は50代がいないと回らないのが実情だが、当の50代は不安を抱いている。

ラインのマネジャーになっていないSEにとって、ロールモデルがない。「どのような働き方をすればいいの?」「見本がなくて不安だ」となっているのだ。

そこで本書では、50代SEのさまざまな働き方を取り上げている。キーワードは「幸せ」だ。肩書より本人のやりがいや満足感に重点を置き、12人の働き方を紹介している。

(1)替えがきかない人として存在感を示すベテランSE
(2)職場環境を自分で作り、働きやすさを手に入れる女性SE
(3)昔取ったきねづかで貴重な戦力として働く56歳SE
(4)クラウドソーシングで定年後の目標を見つけた男性
(5)個人的に取得した気象予報士がいつしか本業になったSE

本書は「読者自身が持つスキルに気づく」助けになるだろう。さらに、自分のスキルに気づいてから改めて本書を読むと、「SE経験を活かしたこんな働き方があるなんて気づかなかった。自分もやってみよう」といった発見があるはずだ。

将来に不安を感じたら、本書であなたに合った働き方を見つけてほしい。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

50歳になったとき自分はSEとしてどう働いていけるか分からない。その時の働き方を想定するため、より良いものにするために本書を読んでみようと手に取ってみた。

参考になった戦略として、
クラウドソーシングでニーズを発掘しつつ、自分の技術と自信を身に着けていく。

50代のかたがたの意見を聞ける書籍であった、また忘れたころに再読したい。

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2021年02月23日

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