【感想・ネタバレ】リーダーの本棚 決断を支えた一冊のレビュー

あらすじ

修羅場を乗り越えてきたリーダーたちはどのような書籍に心打たれ、育てられてきたのか――本書は、日経新聞読書欄で経営者・政治家から研究者まで日本を引っ張るリーダーたちが愛し、他人に勧める書籍を紹介するコラム「リーダーの本棚」の書籍化。聞き手は日経新聞の編集委員、読書観・リーダー観を引き出し、仕事に直結するヒントが獲られる内容になっています。毎回一冊名著を詳細に紹介する内容ではなく、リーダーたちの人間的魅力がどのように形成されたのかを複数の本とキャリアを交えて明らかにします。新聞掲載時の著者近影と書籍の写真を大きくあしらい、雑誌的なレイアウトで構成します。

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Posted by ブクログ

必ずしも決断を支えた一冊ばかりではないけれど、いわゆるリーダーたちの読む本に触れることができ、参考になりました。

いろいろ気になる本があったので、古本で見つけたら購入しようと思います。

それにしても、みなさんお忙しいのに、ちゃんと本を読んでいるんですねぇ。
自分の自堕落ぶりが恥ずかしくなりました。
もうちょっと、自分も本を読むようにします。

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2019年12月06日

Posted by ブクログ

日経新聞の土曜日朝刊に「リーダーの本棚」という記事が月2回掲載されています。
経済、政治など各界トップが推奨する本を、まつわるエピソードを交えながら紹介するという、本好きにはたまらない企画で、私も楽しみにしている記事です。
2016年に、それまでの記事を元に書籍化され、本書はその第二弾となります。
さすがに各界トップの方々だけあって、高校や大学生の頃から、よく本を読んでいた方ばかり。みなさん共通しているのは、人生の節目や壁や溝に向き合った時、本を頼りにしているということです。
とはいえ最後に決断するのは自分自身の意思によるもの。そういった力強さも読書によって培われるものだと、改めて思いました。

その読書内容もとてもレベルが高く、まさに「半端ない」というレベルですが、中には何冊か「これは読んでみたい」という本もあり、とても参考になります。

ぜひ読んでみてください。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

残念なのは本著で語るのがどんなリーダーでどのような決断をしたのかよく分からない人も多い事。そのため紹介される本の面白さ、期待感そのものに目が行くので、それはそれでアリか。「この人が読んだなら読みたい」を擽るのではなく、単に面白そうとか、世界観が違うから読んでみようかを引き出す本。

考えれば、日頃は自らの嗜好性の範囲で閉じた領域、興味の届く比較的近い関係性に影響を受けているのだ。だからこそ〝よく知らない人“こそ、未知の世界観の案内人になるのかも知れない。とポジティブに捉えて、読んでみた。すると、見えてきた、新たに読んでみたい本。いつもは見逃していた本。

『曼陀羅の人』や塩野七生の著作、『サッチャー回顧録』『暗い波濤』『道具と機械』。リンク集みたいな本。世界が広がりそうで楽しみである。

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2023年10月07日

Posted by ブクログ

日本経済新聞のコラム「リーダーの本棚」を書籍化したもので、経営者・政治家から研究者の読書歴、座右の書、印象に残った本等を自身の経歴、経験を交えて紹介する。
リーダーとなる人は、多くが読書家で自分の経験とそれを支える本から、様々な判断を下している。この本に登場する方々の多くが思想書を読んでおり、特に「論語」を挙げている人が多かった。現代の日本には様々なビジネス書、ノウハウ本が蔓延しているけれど、「論語」を読むことの重要性は昔から変っていないようだ。
他人の読書歴、それに纏わるエピソードを読むと、今後の本の選択において色々参考になることもある。

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2020年01月02日

Posted by ブクログ

結構ひとりひとりは急ぎ足気味です。端折っている部分がありそう?
何冊か読んでみたい本を見つけましたので、読んで悪いわけではなかったです。

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2018年07月08日

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