あらすじ
「正妃たるお前とは離縁し、そこの傷持ちの衛兵に下賜する」――異世界召喚の上に形ばかりの正妃に据えられ、挙句に城を追い出されてしまった宝冠(てぃあら)。傷ついた宝冠ことティアを引き受けたのは、この世界では忌み嫌われる“名無し”の衛兵。けれどその彼は、あまりにも美しく、そして不思議な力を持つ存在だった。不器用に、しかし優しくティアに恋心を向ける衛兵サクヤに、ティアは迷う。自分は、愛した相手に“王”の運命を与える力の持ち主。もしサクヤを愛してしまったらどうなるのか、そしてサクヤがこの力のことを知ったら!?揺れる心を隠し、彼と偽装結婚生活を送るティアに、黒く禍々しい気配が近づいていて――。
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感情タグBEST3
中古・一気読み。でも...
面白かったです!
丁寧な心理描写、切ないラスト、大好物です。
ただ一点、疑問が。
雷帝、ヒロインと両思いになった時点で、王冠を得ているんですよね?
とすると、そこからは人生、鰻登りなはず。
なのに、あの問題の側妃が入内するのは、矛盾していませんか?
不幸が始まってますよね⁈
そこだけが引っかかりました。
何か読み落としたのかな?