あらすじ
いま、「おもてなし」という言葉が流行語のように取り上げられ、一人歩きしています。しかし、本当のおもてなしとは豪華な空間やご馳走ではなく、人と人をつなぐ心遣いです。本書は、水戸徳川家の流れをくむ高松藩松平家に代々伝わる『松平法式』を受け継いだ著者が、大人の女性向けに本当の「おもてなし」をわかりやすく伝授します。おもてなしの心がわかると、自然と気品が備わり、心を磨いて美しい人生を送れるようになります。
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Posted by ブクログ
著者は水戸徳川家の流れを汲む讃岐国高松藩松平家の末裔の松平洋史子さん。
豊かな現代における「一流」とは何か。
武士道が好きなこともあり、格式あるお家で育てられた著者のお言葉はグッとくるものがありました。
「おもてなしとはコミュニケーションです。」
ただ高級な物や食事を提供するだけがコミュニケーションではありません。
心を込めるとは具体的にどういうことをすればそれに当たるのだろうと思っていましたが、ステレオタイプの対応ではなく、心の眼で相手を見る、という言葉で納得しました。
心持ちや、具体例なども多く書かれており、読みやすかったです。
松平さんの他の作品も読みたいです。
背筋が伸びます。