あらすじ
ビルがそびえ、人があふれる東京。
しかし東京にはかつて、100以上の城が存在した。
何気なく見ている石のかたまりや、
神社やお寺はその名残であったかもしれません。
城址とは、城の跡のこと。
そんな東京都内の城址をあゆりと美音、ふたりの女子高生がガイドします。
放課後や仕事のあとの限られた時間でも行ける、少し知的な小旅行にレッツゴー!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
道灌さんのように私も歌を学ぶと決めた。
己の不明を恥じて精進する。
『七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき』
本のプレゼンのラジオをしたい。オススメとして紹介できるくらい。
『知る必要ななさそうなことが…時に人生をいろどる』
馬鹿正直なあゆりに感情移入する。
2025年7月、私のバイブルとなる本
Posted by ブクログ
最初は「どうせ『城址』と『女子』掛け合わせたい韻を踏みたい病の人だろ…」と買いましたが…マニアックで面白い!
そもそも城址ってのは城跡のこと。
昔の東京には100以上の城があったんだけど、その痕跡を辿る漫画。
城があった(かもしれない)場所を巡り、かつての雰囲気を想像する、城上級者向けの趣味だけど、散歩が好きならこういう趣向で歩くのもありかと。ロマンだよね〜。
赤坂見附の見附だって城の出入り口の見張り番所のことだし、寺だって神社だって高台にあればかつての城の跡に建てられたかもしれない。
深大寺城も神代植物公園になってるし…今と昔の地続き感がいいですよねー!
知ってたのは世田谷城、深大寺城、江戸城、稲付城。でも行ったのは深大寺城、江戸城だけ。
成宗城なんか杉並区で唯一存在が確認されてるのに全然知らなかったよ。
歴史なんて連綿と続いているわりに正しく伝えないと簡単に途切れる儚いもので、そういう意味ではこの漫画に出会えて良かったなぁ。