あらすじ
「子供を預かった」高村家に突如もたらされた誘拐犯からの凶報。身代金は5000万。父親の謙二は、倒産の危機に瀕する自社の専務や、前妻にも頼むなど金策に奔走。警察も介入し、事態はさらなる混乱の渦に呑み込まれていく。捜査線上に浮かぶ無数の容疑者の中で、人々を翻弄するのは誰だ!? 第15回本格ミステリ大賞にもノミネートされた、誘拐ミステリーの新たなる傑作!
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Posted by ブクログ
久々に鯨統一郎。うわぁァーという読後感。最初細切れに話が進んでいって、ん?って思ったけど、全部が繋がったときうわぁァーってなります。是非オススメ!
Posted by ブクログ
鯨統一郎さんの作品は、飛び道具というか、意外性があって好きだ。
以前はよく読む作者だったが、意外性になれると、驚きも少なくなる。
そんなわけでしばらく(3、4年)読んでいなかったが、たまたま手にして読んでみたら、、、やはり意外性があって面白い。
本格的なロジックよりも、エンタメ的なミステリ。
堅い推理モノの合間に読むといい。