あらすじ
お追従、お節介、しみったれ、臆病者、空とぼけ……時は流れて世は大きく移り変わっても、人の考えることやすることには、古来変わらない傾向がある。昭和史の第一人者が、『パンセ』『人さまざま』『徒然草』など東西の古典をひもときながら、軍人や政治家、財界人や文士たちの様々な言動をたどる。善悪のあいだでよろめき続ける人間の悲哀を歴史の断層の中から掘り起こす、大人のための人間学。
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Posted by ブクログ
人の体験について確認するために、40年間に4千人に会った著者が、人間観察学としてまとめた本。2400年前の古代ギリシャ人のテオプラストスは人間模様を『人さまざま』という本にまとめており、人間とは時代や場所が変わっても現代と変わりがないものだなと気づく。
戦争や特攻隊兵についても取材し、多く書かれている。東條英機は戦争を始めて戦陣訓を出し、捕虜になるくらいなら死ねと命じていたのに、自らはピストン自殺を図るが未遂に終わっており、大将として情けないと伝えている。
Posted by ブクログ
古代ギリシア時代に書かれた『人さまざま』(テオプラストス」著)の形式を模して、
お追従
お節介
しみったれ
よき友
などなど、昭和初期から戦後の軍人や政治家、作家たちの言動を分類している。
特に太平洋戦争での軍人への視線は辛らつだ。
『人さまざま』は、以前読んだことがあるのだが、本を手放してしまっている。また手に入れて読んでみようか。