【感想・ネタバレ】ザビエルの夢を紡ぐのレビュー

あらすじ

キリスト教と日本の出会いは美しい言葉を生み出した。ザビエルの遺志を受け、近代日本を訪れた4人の宣教師が綴った「日本語文学」と、それぞれに趣き深いその人物像を伝える。

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Posted by ブクログ

戦国期の宣教師の役割には、日本人奴隷貿易への関与など本書に書かれない面もある。

江戸期を隔てて、ザビエルに連なる宣教師たちの布教や日本に対する思い入れ(コミットメントというべきか)にも感慨を覚えるが、遠藤周作など日本人も宣教師との心理的距離がこんなに近いのかと驚かされる。
(本筋には関係ないが、バスク語が日本語に近いということも初めて知った)

本書に触発されて、カンドウ神父の著書を探したのだが、見つからなかったのは残念だ。

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2018年12月17日

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