【感想・ネタバレ】さくらが咲いたら逢いましょうのレビュー

あらすじ

桜の名所・千里町に古くから語り継がれる言い伝え――それは、時を超えて大切な人との『縁』を結ぶ“トキノサクラ”の伝説。
季節は春。五歳の悠希は、満開の桜の下で歌う名前も知らない歌姫と出逢った。
「あなたの未来を、教えてあげるから」
桜が咲く間だけ姿を現す彼女は、悠希の悩みを未来を見通すように言い当ててしまう。
それから春が巡り、高校生になった悠希が入部した合唱部には、あの歌姫にそっくりな顔をした女の子がいて……。
永遠の桜に導かれた出逢いと別れの奇跡が交差するとき、きっとあなたは“涙”する。

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Posted by ブクログ

時を超えて人の縁をつなぐトキノサクラをめぐる150年のお話です。時代を超えて5つのつながった連作のような構成となっています。初めのお話は、桜の季節である春に、5歳の佐野悠希が満開の桜の下で歌う名前も知らない少女(桜の歌姫)と出会ったことから始まります。桜の咲く間だけ姿を表す彼女は、悠希のみじかな未来や算数を教えてもらいます。それは、確実に出会いたいからと少女は言います。そして高校生になって入った合唱部で、桜の歌姫とそっくりな少女と出会います。
トキノサクラの下で時を超えて再会する人の縁に涙します。

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2021年04月15日

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