あらすじ
まもなく14番乗り場のぞみ120号東京行きが発車します。
一度だけ後輩とキスをした。
まっすぐに見つめる瞳、ただの先輩後輩でいるには
意識しすぎて、気づいた時には手遅れだった。
このまま距離は遠くなるはずだった──のに、
発車ベルが鳴る中、見送りに来るはずのなかった後輩が現れて……!?
「上京」「旅行」「出張」同じ電車に乗り合わせた彼と彼ら、それぞれの物語!
【カバー下(2P)を巻末に収録配信!!】
感情タグBEST3
一瞬交差する人生
新幹線が舞台のオムニバスだが、すごく面白かった。
数時間乗り合わせたことで、1人の青年の恋が始まり、1組のカップルが生まれる。そして追い討ちの影響を与えた2人組。
移動手段の中で交差する人生に思いを馳せた。
サラリーマンに注目
この作者さんの個性は透明感だと思うのですが、キャラクターが学生、芸術家など限られてしまいそうなのが気になっていたところです。しかし、この作品にはサラリーマンが出てくるのです。しかもそこそこ草臥れた人が。違和感もなく。
新幹線という動く個室での時間が人生のターニングポイントになるオムニバスな連作です。これも良かった
全214ページ。
3話のオムニバス。
各々のお話が絡んでます。
表題作は高校の先輩と後輩。
2話目はその先輩が上京する際に隣に座った外国人のセフレのお話。
そしてその次に隣に座った上司と部下のお話が3話目。
どのお話ももっと続きが読みたい!ってところで終わりますT^T
エロはそんなでもありませんが、面白かったです。
高校の先輩×後輩、外国からの旅行者セ◯レCP、会社の部下×上司、のオムニバス3CP。広島から東京の新幹線を軸に、話の繋がりもスムーズでうまく出来てるなーと感心しました。話が前後して集中できない部分もあったので、読み直してみます。
Posted by ブクログ
カバー下の人物設定、 話には出てこなくてもここまでの下敷きがあるから厚みがでるんだなぁ。
もし望海が彼らと乗り合わせなければ、、、、。
3つの短編と言うより「人生は乗り合いバス」と描かれたおおやちき先生の言葉を思い出す。
好みが分かれるかなー
ライトなBL好きなら受けはいいと思う。
絵もきれいだし。
ストーリー性はどこがぶつ切りな感じがして、コマ送りで見てるような感覚。
オシャレといえばオシャレな作り方。
世界観に入り込みたい人には不向きな作品。