あらすじ
制裁女。それは美しくも恐ろしい六人の女たち。六本木のラウンジでママを務める悠華(ゆうか)を司令塔に、獣医の奈菜、地下アイドルのノノ、歌舞伎町のナンバー1キャバクラ嬢・灯(あかり)、堅物の高校教師・志麻、空手黒帯の名門女子大生・蕾(つぼみ)が女を食い物にする男たちを破滅へ追い込んでゆく。しかし、六人の最終標的は並外れて狡猾かつ凶暴だった。仲間に犠牲者を出したことで、悠華は決意を固める。怖いけど心地よさ抜群の復讐劇!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新堂冬樹『制裁女』徳間文庫。
久し振りに黒新堂というよりもさらに真っ黒な新堂冬樹作品を読んだように思う。まあまあ大人しい前半に比べると、後半はかなりハード。二転三転の展開は分かるが、スカッと感はない。
女性を喰い物にするクズな男ども。過去にグズ男たちに深い傷を負わせられた6人の女性が集まり、クズな男たちに次々と制裁を加える。と、ここまでが前半で、後半は思いも寄らぬ展開となり、ハードな描写が続く。