【感想・ネタバレ】科学的に人間関係をよくする方法のレビュー

あらすじ

なぜあの人は上司の信頼を得られるの? なぜあの人は部下から慕われるの?……
そんなもやもやに科学的な根拠を!
世界中の科学雑誌に掲載された心理学や言語学、行動心理学などの論文から、
コミュニケーションがスムーズになるものをピックアップ。

たとえば、アメリカの心理学者のアロンソンとリンダーが女子学生80人に行った実験によれば、
最初冷たい態度を取っていた人が最後に思いがけずやさしさを見せることで、印象度がアップすることをつきとめた。
いわば「ツンデレ」だ。
逆にふだんはやさしいのに最後に冷たい言葉をかけられたときの印象の悪さは格別で、「ツンデレ」の10パーセント程度の印象のよさしか得られず、
それは、ずっと冷たかった人(ツンツン)より悪いほどだ。
これを人間関係に応用するなら、普段はビジネスライクな態度でも、ここぞというときに相手に寄り添った言葉をかければ信頼度が一気に増すというわけ。

コミュニケーションに自信が持てるようになる今日から使える技を一挙に公開!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者が大学で講義していることもあって本の大学の講義がそのまま本になったような内容。
専門知識のある人には『知ってる』と思われる内容かもひれません。

私のように知識のない者は講義のようでわかりやすく読みやすかった。人間関係についての複数の学者や実験の説を挙げているので根拠もわかりやすい。

明るく楽しく読める内容でした。


個人的になるほどなと思った説はグライスの協調の原理。当たり前のことなのだが、できていない人も多いのでは?!


グライスの協調の原理:

量のルール 適切な情報量をコミュニケーションではやること、返しが多いのも無愛想なのもおかしい

質のルール 間違っていること、確証のないことは話さない
関連性のルール 話題に関係のあることを話しなさい

伝え方のルール 曖昧さを避けて順序よく効率的に
ルール違反があるとどうしてか考えようとする。推測してそれ以上は追求しない大人の対応。

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2018年06月22日

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