あらすじ
ウミベリ国の王宮で暮らすトルマス王子と、婚約者のミミ王女。守護龍の風龍レイスと、風の精霊シーラという仲間もいる。トルマスの父であるイスマル国王が国を留守にすることになった。そのころ、街道沿いの酒場では、男ふたりがよからぬ相談をしていた。若い方の男が、実はイスマル国王の息子だというのだ! そして王宮には招かれざる来訪者が…! トルマスがピンチのシリーズ第二弾!
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Posted by ブクログ
イスマル国王が残したある手紙をもって、トルマスの兄かもしれないセドリスとその叔父さんがやってきました。しかも当の国王は1週間留守で、レイスもシーラも留守。
留守を預かる王妃とトルマス王子、ミミ王女がもやもやしながら解決しようと奮闘です。
セドリスはうさんくさい感じはしましたけど、根はいい人みたいで、最後まで嫌な感じはしませんでした。兄になるのは問題があるけど、弟だったら隠し子でもよかったかも(王妃様が納得しなさそうですけど)。
セドリスと叔父様はまた出てきそうな感じです。
裏で手をひいていたベラトニアも、彼女なりにアーウィンのことを思ってのことだったと分かりましたけど、それほどの友人なら、アーウィンも引っ越ししました連絡をしておけばよかったのにね。
テレデレ二人のお話、あっさり読めてなかなか面白かったです。