【感想・ネタバレ】洛中いぬ道楽 京都で犬と暮らすのレビュー

あらすじ

新居へ引っ越したのをきっかけに、夫がずっとほしがっていた仔犬をもらってきた。新しいまちで、犬一匹と夫婦の新生活が始まった。でもここは京都。それでなくてもご近所づきあいにもルールがある古都である。犬なんか飼うとなると、それはもういろいろ大変! だけど……あれ? 楽しくって仕方がない!! 本音を言うと最初は少しコワかったのに、いつの間にか、犬がいないと生きていけないほどの愛犬家になってたなんて!これから犬を飼う人もすでに飼っている人も必見、飼い方本には載っていない、リアルな犬生活がまる見え! 笑いと涙にあふれる犬と夫婦の共同生活、ここにあり。

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Posted by ブクログ

たなぞうで見かけた本。雑種犬「ぱる」と「ぷんて」との暮らしを綴るエッセイ。「京都で犬と暮らす」の副題から、犬連れで行けるスポット紹介なんかもあるのかなぁと思ったけれど、そういう本ではなかった(これは私の勝手な誤解だが)。京都・街中の狭い空間の中で、犬とご近所づきあいの話題などもあり、いろいろ考えさせられる部分もあり。「玉葱ぽん」さんのペンネームも示すとおり(?)、ちょっと辛口。辛口はよいが、お向かいのご主人とのトラブルを詳述されていたのは、読んでいて少々ツラかった。もさっとした「ぷんて」くんがかわいい。お兄ちゃん犬「ぱる」くんを慕うさまなんか、本当にほほえましかった。著者のご主人「とうちゃん」が幼いときの犬の話もおもしろかった。飼いたかったけれど反対され、結局近所の家にもらわれて、でも放し飼いだったからときどき遊びに来た、という話。京都ではなく、広島の田舎での話だそうだが、それにしてもちょっと前までは、犬もゆるっと飼われていたんだなぁと思う。ここ数十年で犬を取り巻く環境もずいぶん変わってしまったんだろうな、きっと。

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2011年07月15日

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