あらすじ
◆止まらない日本市場の地盤沈下
2020年は日本にとって東京オリンピック開催など大きな転機となるが、アジアも同様だ。アジア各国が大規模な経済計画を打ち出す一方で、日本市場の存在感は日増しに弱体化している。ニューヨーク、ロンドンには大きく差がつけられていても腐ってもタイでアジアの中では君臨していると日本人の多くは思っているが状況はそれどころではない。外為市場ではシンガポール、香港、デリバティブズでは韓国、インドに、商品市場では中国と、アジア各国の後塵を拝するに至っている。本書は、日本人の多くがまだ実感できていない日本の金融力衰退という不都合な真実とアジア各国の急成長を明らかにするもの。そのような中で日本市場はどのように生き残るべきかを探る。
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Posted by ブクログ
もう既に、東京マーケットがこれほどまでに地盤沈下していたとは…。バブル期をリアルタイムで生きてきたジャパニーズ・ビジネスマンとしては、俄かには信じがたい思い。ゼロから始める気で、ヴィジョンのある香港、シンガポールを見習わないといかんですな。