あらすじ
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本書は、入社後3年目ぐらいまでの若手ITエンジニアが知っておきたい基礎知識を、20個のテーマに分けて解説します。それぞれのテーマの必須知識として七つのポイントを取り上げ、図解とともにわかりやすく説明します。
ITの技術に関する知識を学ぶ「テクノロジー編」、システム開発の基本を学ぶ「エンジニアリング編」と「マネジメント編」、日々の仕事をうまくこなしていくための基本を身につける「ヒューマンスキル編」の4分野に分けて学びます。
●目次
【第1章 テクロノジー編】
[6]1-1 コンピュータ 基礎
[14]1-2 ストレージ 基礎
[22]1-3 データベース 基礎
[30]1-4 ネットワーク 基礎
[38]1-5 プログラミング言語 基礎
[46]1-6 OS 基礎
【第2章 エンジニアリング編】
[56]2-1 システム設計 基礎
[64]2-2 モデリング 基礎
[72]2-3 ITアーキテクチャー 基礎
[80]2-4 テスト/QA 基礎
[88]2-5 要件定義 基礎
[96]2-6 セキュリティ 基礎
[104]2-7 データサイエンス 基礎
【第3章 マネジメント編】
[114]3-1 プロジェクトマネジメント 基礎
[122]3-2 システム企画 基礎
【第4章 ヒューマンスキル編】
[132]4-1 文章力 基礎
[140]4-2 コミュニケーション 基礎
[148]4-3 ヒアリング 基礎
[156]4-4 ドキュメント作成 基礎
[164]4-5 ロジカルシンキング 基礎
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
薄い見た目からは想像できないほど、ボリュームがある内容。確かに若手ITエンジニアにはどれも必要な知識であるかもしれないが、到底全て頭に入らない。テクノロジーからエンジニアリング、マネジメントと幅広く扱っているので、自分が興味ある部分だけ読み込んで、他は軽く流すくらいでないとしんどい。最初は楽しく読み始めたが、途中からしんどくなってしまった。
Posted by ブクログ
もう9年になってしまった組込エンジニアですが,読みました.
全般的に非組込エンジニア向けですが,気になったところをいくらか.
1. ITテクノロジーは常に進化しているので,何年目のエンジニアであっても最新の技術動向に対する広いアンテナを張っておくことが非常に大切
2. UXを考えるイマジネーション力は必要(ボタン配置とか)
3. 物事の根本原因を考えるためになぜなぜしようを繰り返す
4. アクティビティ図は要件定義の合意形成だけでなくシステムテストでのテスト項目抽出にも使用
5. ユースケース図は要件定義でのユーザーへのヒアリングなどを通して明らかにしたシステムの使用整理
6. デシジョンテーブルは特定の入力データの組み合わせに対する動作の技術漏れ検出に使用
7. ロバストネス図は要件定義と詳細設計のギャップを埋めるために使用する
8. シーケンス図は特に大規模システムでは実装レベルの情報を可視化することに非常に有用
9. 空・雨・傘の論理で論理構成の組み立て
☞空をみると雨雲が覆い→夕方には雨が降ってきそうだ→傘を持っていくべきでは?
10. ビッグワード(人によって捉え方が異なる単語)は定量的表現に変更
11. 重複表現に注意
☞まず最初に→最初,約5分ほど→約5分
12. カタカナを避ける
☞サーチする→検索する,ローンチする→展開
13. なくても意味が通じる言葉を削除
☞稼働停止というかたちをとる→稼働を停止する
14. 受動・能動をはっきり
☞管理部門の調査は厳しく行われた→管理部門による調査は,厳しく行われた/管理部門に対する調査は,厳しく行われた
15. 資料に対して,時間がなくて/経験がなくてなど言い訳しない