【感想・ネタバレ】おまえの代わりなんていくらだっている―覚悟の仕事論―(新潮新書)のレビュー

あらすじ

遅刻? 挨拶なし? 準備不足ぅ?……全部、論外! 暴言? 不倫? 批判されるのがイヤなら最初からするな! あなたもわたしも、代わりなんていくらだっているんだから。大人に必要なのはまず覚悟だ――50代に突入、でも酒は毎日、競艇も煙草もやめずに超多忙の毎日を送る著者の、ちょっと辛口、でも大人の胸にはすとんと落ちる、現代社会を生き延びるルール57。かくいう本人の失敗談もちゃんと収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タレントである坂上忍さんの
2冊目の本、
1冊目のタイトルは
【スジ論】

そして今作は
【おまえよ代わりかんていくらだっている-覚悟の仕事論】

である。

まさに著者がこの代わりなんていくらでもきく、
芸能界で
どう仕事に対して取り組んでたのかが、
分かる本である。

以下、自分が響いたメモです
↓↓↓

慣れとリラックスは違う。
慣れないためには準備をする。

人生には【よりよって】ということがある

文章には本性が出る。

気付きをもたらしてくれる人がいる。

自分が持っているモノを全て捨ててみる。
何年かかけて身に付いた物は、
捨てても拾いに戻ればいい。

________________________________________

おじさんの戯言っぽいが
なかなか響く。

若者には老害にうつりそうな
著者だが、
めんどくせーじじいだなと思って
読んでみたら著者のことが好きになるかも。

自分は実は著者と少しだけ
代わりなんていくらでもいる
ポジションで近くにいさせてもらったことがあるのだが、
いつか代わりのきかない男になり
著者にこの作品の
感想を伝えれたらと思う。

代わりなんていくらでもいる。
と思いながらも、
いや自分の代わりはいないと
言い切れるような
そんな覚悟を持って
仕事に取り組んでいけたらいいよね!



0
2023年03月31日

Posted by ブクログ

なんて恐ろしい題名だろう。それだけ覚悟を持ってお仕事をされているとゆうことだ。マツコデラックスさんもそうだが罵倒しても人柄が優しいことが見える。昨今のフリン問題、時事など自分なりの考えを述べている。売れっ子だがそれにおごらず一生懸命さが素晴らしい。でなければあの何匹もの犬を飼わないだろう。とてもやさしくて誠実なヒトだと思う。できればずっとタレント活動を続けてほしいものだ。

0
2018年07月31日

Posted by ブクログ

坂上忍の素が見えた気がする
大物芸能人の気の遣い方のレベルの高さは勉強になり、節目での贈り物の重要性がわかった。

ただ、シフォン論の部分が同感できず、なんとなくムカついた為、あとは適当に流し読み。

0
2024年03月13日

Posted by ブクログ

坂上忍さんの全ての考えには同感できないけれど、それでも一本筋が通ったところはすごいと思う。
勉強になりました。

0
2018年05月09日

Posted by ブクログ

関西には西条凡人・浜村淳・上岡龍太郎・
やしきたかじん…と、喋くりで冠番組持った
タレントの系譜が連綿と連なる。
うだうだ話に笑い、独善的極論・断言に
「よう言うてくれた!」と膝を打つ視聴者に
支えられた番組が多い。

方や関東は、喋りの文化が乏しいためか
その手のタレントは思いつかない中、
坂上忍の顔を見ない日はなく、
ここ数年売れに売れまっくている。
関東には珍しい「喋り一本」のタレントゆえ
関心をもって見ている。

で、本書。
坂上忍は「言葉」を持っている人であった。
3歳からの児童劇団に入り、名子役として
大人に交わり、思春期には破天荒な文筆家の
父から教えられた本に耽溺する一方で、
ヤンチャ過ぎる青春時代を過ごす。

この複雑なバックボーンが、
今日の「面倒臭い坂上忍」を作り上げた。

言葉遣いには神経質、
異常に掃除と洗濯が好きで、
異常には時間にうるさく、
異常なまでの愛犬家であり、
異常を超えた数のルーティンを堅持。

彼が番組で熱く語り、時に咆え、
怒る…。この姿はまぎれもない
「おっさん」である。
本人もおっさんとしての務めを
自認しており、
「疎まれてでも叱る、指導する。
そこから逃げたらあかん。
おじさんやおばさんは嫌われてなんぼ」
を胸に刻み、自身の経験や価値観を執拗に説く。

おっさんとは?
些細な喜びに見合わない程の苦痛と屈辱に
まみれ、わずかな生の誕生と多数の死に遭遇
することによって、ギリギリのところで
踏ん張術を覚えた人…と定義する。

超売れっ子になった今でも、テレビ局の廊下の
端を猫背で歩いているそうな。
殺人的スケジュールをこなしながらも、
「代わりなんていくらだっているんだから…」
と恐ろしいほど覚めている。

芸能生活48年・齢50の坂上忍が語る、
自身のトホホ譚を交えた
おっさんにの胸にすとんと落ちる
現代社会を生き延びる57のルールを開陳。

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2018年04月27日

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