【感想・ネタバレ】寝たら死ぬ! 頭が死ぬ!(きずな出版) ―87歳現役。人生を豊かにする短眠のススメのレビュー

あらすじ

「櫻井先生の生き方は、人生100年時代のこれからの教科書だ」――ハーバード大学教授 荻野周史 「早寝早起きは健康にいい」「睡眠は7時間以上が望ましい」「夜中に食事を摂ってはいけない」……多くの人がこれらの常識を信じて生活しています。本書の著者は、これらの常識とは真逆の生活を数十年続け、87歳となる現在も経営者・作家として活躍する現役です。 ・無理こそ長寿の方法 ・高齢者には7時間睡眠でも多すぎる ・午前2時以降の空気を吸おう ・「楽しかったら一睡もしない」も正解 ・食後の片づけが長生きのコツ ・情報や知識をもてば、話したくなる ・寝すぎる男は、離婚される危険性がある ・責任感を持ち続けるから、人生は楽しい……etc. 松本清張、川端康成、三島由紀夫……名だたる作家と親交をもち毎週100万部の雑誌を売った伝説の編集者の健康的な生き方とは――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

フォトリーディング&高速リーディング。
「女性自身」の元編集長が、寝ない人が健康である、という体験的な考えを記した書。専門的、医学的な立場ではないが、なるほどと思わされることが多かった。

要するに寝る事は脳や体を鈍らせる、という事。星四つ。

下記に付箋を貼った個所の要約を載せる:

32-33:「睡眠負債」という考え方はおかしい。大活躍している人は寝る間も惜しむ。

69:貝原益軒は長く寝る事は、歩き続けたり立ち続ける事で過度な疲労を得る事よりも体に悪い、とのべる。

82-83:体を鍛えたり脳を鍛えたりすると体や脳は鍛えられる。著者は寝る事はこの対極と考察。休めるのではなく、惰眠、甘やかし、ということか。

137:自分の体質の長所欠点を早めに知り、50くらいから長生き対策をする事。長所を酷使すると鍛えられる。

148:平均寿命の比較的長い都道府県の特徴には、刺激が多くあると言う事がある。人は刺激がないと衰える。刺激があると長生きし、人生が楽しくなる。それは都会と田舎という違いもあるが、必ずしも都会が刺激が多くて、田舎が少ない、というのでもない。(つまり興味が湧くかどうか、という事か。)

188-189:松本清張との話。一日16時間書き続けろ、書くことがなければとにかく辞典でも何でもよいので読みまくれ、そのうちに書くことが見つかる、との事。松本清張の処女作「西郷札(さつ)」は、百科事典を読んでいて西郷札の項に来た時に読んでひらめいた内容との事。

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2020年08月09日

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