あらすじ
昼は進学校に通う高校生、夜は男娼の顔を持つ相浦理一は、ひょんなことから台湾産ドラッグ「百歩蛇」を手に入れる。一方、零細暴力団組長の井島勝義は、何者かに「百歩蛇」を奪われ、窮地に陥っていた。理一は悪友二人とともに、ドラッグをストリートギャングに売りつけようと画策するが……。シニカルでユーモラスかつ切ない。アウトロー青春小説の快作!
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Posted by ブクログ
なんだろう、リズミカルな文章で弾むように読めるはずなんだけど、なんか読み進めるのにめちゃくちゃ時間がかかった。東山彰良はなんというかムラというか波がある感じがするな。いや、当たり外れと言ってしまうか。いつも結構好みなところを攻めてくるんだけど、波長が微妙に合いそうで合わないとむしろ読みづらいというか、波長がバッチリ合えばバキッとハマってめっちゃ面白いってなるんだけどね。この話はなんとなく高校生たちがやたらマセててその描写に白けてたのかなあ?文章は天才的だと思うよ。ストーリーがあんまりおもしろくなかったのかな?キャラに感情移入が全くできなったのもあるかな。