あらすじ
一人の会社員が巨大組織の陰謀に立ち向かう! ソフト開発会社社員・石黒悠太は、目の前で変死を遂げた友人から、1枚のディスクを託された。中には、スーパーコンピュータを駆使しても解読に50年はかかる、世界最強の暗号ソフトが。国際的謀略組織〈ビッグブラザー〉の魔手が、悠太と家族に迫る――。 圧倒的なリアリティ! 冒険小説界の大器、衝撃の処女長編!(『『暗号』(阿由葉稜名義)』改題)
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Posted by ブクログ
読後に悩みました。書物としてサスペンスとして評価するのは当然なんですが。筆者のデビュー作品ということでバランスはイマイチな印象が残ります。
自分は頭悪いので、内容的に評価することに時間がかかりますが、今後考えていかなければいけない問題提起でもありました。
Posted by ブクログ
笹本稜平未読作品を読もうシリーズ…なんだけど、これはちょっとなぁ
成長著しいIT産業を絡めた題材なんで、技術の進歩に内容が遅れをとっていることはしゃーないとしても…
国際謀略スパイ小説の緊張感の中で、家庭レベルのドラマが溶け切れずにダマになって浮いてるのが、読んだときに口触り悪くてなんだかなぁ。
勢いあるので、グイッと一気に読めるけど、勢いで読んでも突っ込みどころ満載。一個人(助けてくれる人探偵)VSアメリカ秘密組織VSロシア秘密組織って戦いに無理を感じさせないようにするには、相当な力と技の風車を回さないとなじまないなぁ。笹本をしてこれなら相当厄介なテーマなんだろうなぁ