感情タグBEST3
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陰気な夫、テキパキした妻のアンバランスな夫婦のかけ合いが楽しい。
青髭公をモチーフにした話でもあるので、明るさの中にも仄暗い部分があってそこも楽しめる。
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「孤独で陰気な美青年」、その見た目で誤解されがちなフランス貴族カミーユ・ル・フォーブと、チャーミングな婦人記者ベルのラブコメ…とまとめてしまうとあまり魅力的じゃないけれど、そこは木原先生、素晴らしいのです。ポーやルイ・ド・グウルモンの詩と同時に井上靖・宮沢賢治の詩も愛せる木原さんだからこそ、こういう作品が書けるんだろうなあーとしみじみ。木原さんの漫画で嫌いなものは無いです。
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文庫版で「大正浪漫探偵譚」シリーズがとうとう完結ということで、こっちから、順番に読んでいきます。
「大正浪漫探偵譚」シリーズの方の決めぜりふは、
「合掌」
でした(笑)
今回、そういえば、こっちのシリーズにも決めぜりふがあっただろうとか思って読んでいたところ、
「愛してるよ おくさん」
が、毎回の決めぜりふでした。
まっとうすぎて、けっこう、覚えてなかったという。
合掌……は、強烈すぎですね。
Posted by ブクログ
いつからか、木原先生は作品に意識的に「毒」を入れるようになったなあ。確かに甘いだけじゃバリエーションも尽きますね…。内容は青ひげ公をモチーフにしたロマンチックコメディーつーか、ハーレクインつーか…。1作に1カット出てくるカミーユの歪んだ微笑は凄すぎます。