あらすじ
法の主体とは誰か――望むと望まざるとにかかわらず、われわれの精神と身体は法に貫かれ、法はつねにわれわれの生死に、存在そのものにかかわる経験としてある。法の起源、法と暴力、倫理との関係はいかなるものか。ベンヤミン、デリダ、アガンベンなどの思考を通して、法を生きるわれわれの正義のありかを考える。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
法の主体とは誰か―望むと望まざるとにかかわらず、われわれの精神と身体は法に貫かれている。
法はつねにわれわれの生死に、存在そのものにかかわる経験としてあるのだ。
法の起源とは何か、法と暴力、倫理との関係はいかなるものか。
原‐形象としてのアンティゴネー、ベンヤミン、デリダの思考を通して、市民的不服従や歓待、死刑の問題を考える。
法を生きるわれわれにとって、今、正義はどこにあるのか。
[ 目次 ]
1 法はいかにあるか、法は何をしているか―法・暴力・神話
2 法と倫理のあいだ(「市民的不服従」の思考;歓待の掟―他性・言語・公共空間;死刑を問う)
3 基本文献案内
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