【感想・ネタバレ】できそこないのフェアリーテイルのレビュー

あらすじ

妖精に春を盗まれた街、ベン・ネヴィス。この常冬の街で灰色の生活を送っていた少年・ウィルは、妖精語りの少女・ビビと出会う。「フェアリーテイル……か」「妖精に盗まれたの。私の大切なもの。私、それを取り返したい!」 どこか似たところのある二人は引かれあい、お互いの“失われたもの”を取り戻す旅に出ることを決めたのだった――。これは、できそこないの少女と少年が綴る、妖精を巡る冒険譚。

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男の子と女の子のやさしい物語

職業「フェアリーテール」を目指した女の子と、夢破れた男の子のボーイミーツガールストーリー。魅力的なキャラクター達のやさしい物語です。ただ奇をてらわない分だけ、ステレオタイプな話しに思えるかもしれません。もうちょっと、おっ!?と言わせる展開があれば、良かったんですが。

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2018年06月28日

Posted by ブクログ

1巻で終わった連作短編集。
舞台にした産業革命時のイギリスの描写が良かった。
主人公が元劇作家で、彼の書いた脚本をそらんじているヒロインとのクライマックスでのセルフを通した妖精王との対決シーンが、演劇的で面白かった。
妖精という存在を聖でも邪でも無い人間の価値観とは別の存在に書いている所が深かった。その中でヒロインのビビに付き添っているブラウニーのポロが謎ですね。

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2025年05月28日

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